髑髏城の花嫁 の商品レビュー
第2弾! 今回は髑髏城にまつわる怪事件。 前段をあんまり覚えていないのですけど・・・ とりあえずメープルがかわいい。 さりげなく書いてある当時の文化がおもしろくて、調べるの大変だっただろうなあと思ってしまう。
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久しぶりの田中芳樹の新刊。 語り口調がヴィクトリアンなのは意識しているのだろうか。 メープルがヘンリエッタに対すると性格が変わるのがなんとも…
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何度か書いてますが、僕は田中芳樹によって読書が娯楽であることを認識しました。そして今回も歴史と怪奇とキャラクターという、お得意のパターンで攻めてきて面白かったのですが、どこか密度が薄く感じてしまったのも事実。折角魅力的なキャラクターが出てきたのに、活躍の場が与えられていなかったり...
何度か書いてますが、僕は田中芳樹によって読書が娯楽であることを認識しました。そして今回も歴史と怪奇とキャラクターという、お得意のパターンで攻めてきて面白かったのですが、どこか密度が薄く感じてしまったのも事実。折角魅力的なキャラクターが出てきたのに、活躍の場が与えられていなかったり、敵方が正体を現すタイミングが早過ぎるように感じたのです。でもそれは記述部分の奥に深く広い世界が広がっている証拠でもあるんですけどね。だからこそキャラクターたちが活き活きと動き回るのでしょうが。それでも新キャラクターによって、ヒロインのメープルの新たな魅力を垣間見れたのにはニヤリとさせられましたけどね。 あとがきで体を壊された旨が書かれていたのが、かなり気掛かりです。ここ数年イロイロとショックを受けてますからねえ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「ちょっと頼りないけど、やるときはやる元クリミア戦争軽騎兵隊所属の叔父さんと、本好きで元気で頭がいい美少女の姪っ子が大冒険をする話」……の、二作目。 ……そして二作目のジンクスを打ち壊すことなく、やっぱり勢いがダウンしているように感じてしまうのが惜しまれるところ。タイトル、そして最初の一章を読んだだけで、今回の怪異のネタがばれてしまうのが理由の一つかも。 ネタばれならネタばれで、話の勢いで引っ張っていけばいいのだけど、物語上、回想シーンが多かったのもよくなかったのかもしれない……。いっそ、最初に考えていたという、ヒロインの姪っ子が一切出てこない物語のほうがよかったのかも。(むしろそっちを読んでみたくなった) あと、「髑髏城の花嫁」とか言いつつ、お嫁さんが全然出てこなかった(´・ω・`) メープルかヘンリエッタのどっちかが(あるいは両方が)ウェディングドレスでひらひらしてくれると思ったのに……orz
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内容紹介 良書倶楽部に、代替わりしたばかりのフェアファクス伯爵から蔵書設計の依頼が舞い込んだ。直接指名を受け、姪のメープルを連れて伯爵邸に赴いたニーダムは、依頼者がかつて自分が命を救った若き士官だと知る。髑髏城と呼ばれるダニューブ湖畔の古城に、夏至に間に合うようニーダムは瀕死の彼...
内容紹介 良書倶楽部に、代替わりしたばかりのフェアファクス伯爵から蔵書設計の依頼が舞い込んだ。直接指名を受け、姪のメープルを連れて伯爵邸に赴いたニーダムは、依頼者がかつて自分が命を救った若き士官だと知る。髑髏城と呼ばれるダニューブ湖畔の古城に、夏至に間に合うようニーダムは瀕死の彼を大冒険の末に送り届けたのだ。本宅のみならず髑髏城用の選書を任されたニーダムたちは、訪れた豪壮な城館で、またもや怪異に遭遇する。三部作の第2作。
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