最先端ビジネスがひと目でわかるスマートシティ の商品レビュー
20140720 これから向かうべき方向。それぞれにできることをやれれば良い。どんな形で参加できるのか参考になる本。
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難解なテーマを端的かつ明白に解説した良書。サスティナブル、レジリエント、シティ、スマートなど。英語、いや英単語は実に難しい。
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リーマンショックによってそれまで米国経済を支えてきた金融ビジネスが傾き、金融に代わるあっらたな経済成長の柱と雇用の受け皿確保が必要だった。グリーンニューディール政策としてのスマートシティへの取り組みが必要だった。Sustainableとレジリエント。 商社にとっては大きなビジネス...
リーマンショックによってそれまで米国経済を支えてきた金融ビジネスが傾き、金融に代わるあっらたな経済成長の柱と雇用の受け皿確保が必要だった。グリーンニューディール政策としてのスマートシティへの取り組みが必要だった。Sustainableとレジリエント。 商社にとっては大きなビジネスチャンス。
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スマートシティというとエネルギーと考えがちですが、医療、交通、受託、教育等様々な事が今後改善される可能性があることが分かった。 日本の渋滞による経済損失は12兆円だそうな。 IBMのスマータープラネット構想はとても分かりやすい。 ただ、日本国内のプロジェクトを見るととてもサイロ的...
スマートシティというとエネルギーと考えがちですが、医療、交通、受託、教育等様々な事が今後改善される可能性があることが分かった。 日本の渋滞による経済損失は12兆円だそうな。 IBMのスマータープラネット構想はとても分かりやすい。 ただ、日本国内のプロジェクトを見るととてもサイロ的で全体最適はやはり日本人は得意でないのかな。
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近年よく聞く「スマートシティ」という言葉。どういったソリューションを指すのかいまいちとらえどころがなく感じていたので、本書で概要を学ぼうと考え手に取った。 本書はスマートシティという言葉を提唱したIBMの社員による著作。 国内・海外含め豊富な取り組み事例を紹介しており、わかりやす...
近年よく聞く「スマートシティ」という言葉。どういったソリューションを指すのかいまいちとらえどころがなく感じていたので、本書で概要を学ぼうと考え手に取った。 本書はスマートシティという言葉を提唱したIBMの社員による著作。 国内・海外含め豊富な取り組み事例を紹介しており、わかりやすい。 捉えどころがないのもそのはず、よくイメージされる省エネルギーの他にも、安心安全、交通、医療、教育、行政など、社会インフラとカテゴリされる幅広い領域に、普及したデジタル技術を適用して、利便性を高める動き全般を指すらしい。その中身も、既存の技術の延長にしか見えないものから、夢のある壮大なものまで様々。 ビジネスの目線に立ってみると、「スマートシティ」とは、様々な企業が各々提供する製品や事業の枠を超えて協調し、より効果的なソリューションを提案する取り組みだと言える。 サブタイトルの通り、入門書として良書だと感じた。
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スマート・シティー。聞き慣れない言葉かもしれないが、簡単に言うとまるごとIT化された都市である。 本書では、神戸市、北九州市、横浜市といった、現時点で開発が進んでいる日本のスマート・シティと、世界でのスマート・シティーの取組みと日本企業の関わり方を扱っている。 日本にお...
スマート・シティー。聞き慣れない言葉かもしれないが、簡単に言うとまるごとIT化された都市である。 本書では、神戸市、北九州市、横浜市といった、現時点で開発が進んでいる日本のスマート・シティと、世界でのスマート・シティーの取組みと日本企業の関わり方を扱っている。 日本においては、3・11で被害を受けた地域の復興においても、スマート・シティーを実現すべきであろう。そして、他の都市事例のノウハウをあわせ、発展途上国の都市開発に参入していくことが必要である。 本書を読んで、スマート・シティーは、これからの日本の成長産業として有力な分野であることがわかった。個人においては、スマートフォンや、タブレットの先にあるものだと思っていい。 とにかく、今見失いがちな夢を見させてくれる書である。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
スマートシティについて非常にわかりやすく解説されている本。それもそのはず、スマートシティの家元IBMの、しかもスマートシティ推進部長が書いているのだから。スマートシティ=電力の話、と勘違いしている人は絶対に読むべき。そして、将来のビジネスを考えるのであれば決して無視できないので、ビジネスパーソンにもオススメの一冊です。 以下、解釈+要約を整理。 ○スマートシティ 今までの社会インフラはアナログで管理していました。ここにITを融合させ、社会全体の最適化を図ることがスマートシティの基本的な考え方。ちなみにここでいう「シティ」とは、コミュニティのことをさしており、必ずしも自治体単位で考えるものではありません。言ってしまえば、スマートシティの取り組みは、ご近所さん同士のコミュニティや、友達同士のコミュニティから始めてもいいわけだし、自治体をまたいで取り組んでもよいということでしょう。 ○スマートシティの考え方 スマートシティはもともと欧州を中心とした、環境問題への対応が始まり。その後リーマンショックを機にオバマ政権が成長戦略として発表した「グリーンニューディール政策」と、IBMが同時期に提唱した「スマータープラネット」で注目を集めたわけです。そして3.11の東日本大震災が起きたことで、単に環境問題に取り組むだけでなく「社会の最適化を目指すことが必要」という考え方に進化しました。現在では以下の3つの視点が必要となっています。 ・スマート : 環境を含めて最適化された社会機能を構築すること ・サスティナビリティ : 持続可能な社会機能であること ・レジリエント : しなやかで強く、回復力のある社会機能であること また、このスマートシティの前提には経済の安定化が不可欠です。経済的に不安定な状態では、スマートシティを実現するための投資ができず、社会機能を維持することも困難に成るためです。 ○スマートシティで取り組む分野とは スマートシティが主に取り組む分野は以下の6つ。 ・安心・安全 : 治安維持であり、諸活動の前提となる ・エネルギー : ガス・電力・水道などのライフラインの最適化(スマート・グリッドはこの分野に当たる) ・交通 : 交通渋滞の解消、公共交通の充実 ・ヘルスケア・医療 : 医療格差の解消、医療保険制度の整備 ・行政 : 行政サービスの充実、公共の情報の利用価値向上 ・教育 : 将来の発展に向けて次世代への投資 これらの取り組み以外にも、スマートシティに連動して個別のサービス提供に結びつくケースも少なくありません。基本的な6つの分野を前提に、社会の最適化のために ・金融サービス(保険・銀行・証券) ・製造業 ・流通業 ・IT といった分野も必要になってきます。とくにITについては、諸々の機能を繋ぐ重要な役割を果たすことになってきます。 ○日本でのスマートシティの取り組み 日本では以下の4都市で次世代エネルギー・社会システムの実験がスタートしています。 ・横浜市 ・豊田市 ・けいはんな学研都市 ・北九州市 ○スマートシティに必要なアプローチとは スマートシティは、社会の最適化を目指すことを目的としています。そのため、企業や組織の壁を越えて、理念を共有し、協力することが必要となってきます。まさにビッグデータのトレンドをおさえ、オープンなイノベーションを必要としているわけです。 また、こうした理念・協業型のアプローチでは、単純に金銭的な指標(売上・利益)だけではその成果を測れません。金銭的な部分以外の、例えば市民の満足度、生活の銃速度などによる効果測定が必要になります。ブータンの幸福度の考え方は参考になりそうです。
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スマートシティは これから10年後、20年後の未来を担っていくであろうシステム社会です。 この本はスマートシティとは何なのかという基礎的なところから、現在実際に行われている日本と海外での具体例の紹介や今後の展望など、スマートシティ作りに関わっていきたいと考えている人にはオススメ...
スマートシティは これから10年後、20年後の未来を担っていくであろうシステム社会です。 この本はスマートシティとは何なのかという基礎的なところから、現在実際に行われている日本と海外での具体例の紹介や今後の展望など、スマートシティ作りに関わっていきたいと考えている人にはオススメです。 まぁまだ新しい分野なので、発想は人それぞれだと思いますので、鵜呑みにはしないほうがいいと思います。
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最近よく耳にするようになった"スマートシティ"についての、概念がまとまった一冊。 ちょうど図書館の新冊コーナーにあったので、手にとって見ました。 "利便性"の他、"持続性(サステナブル)"、"復元性(レジリエ...
最近よく耳にするようになった"スマートシティ"についての、概念がまとまった一冊。 ちょうど図書館の新冊コーナーにあったので、手にとって見ました。 "利便性"の他、"持続性(サステナブル)"、"復元性(レジリエント)"、"安心・安全"、確かにそうですね。 広義での"メンテナンス"を意識した"社会インフラ(プラットフォーム)"の整備と定義付けると、非常にわかりやすいです。 - 同じ目的や利益を共有する人々の集合体 - あらゆる情報を一元化 - "安心・安全" "エネルギー" "交通" "ヘルスケア・医療" "行政サービス" "教育" - 技術やノウハウは、あくまで手段です "社会的有用性"との概念は、学生時代からの内的なテーマだったりしますが、、 ん、ローマ人の物語第10巻も、久々に読み返してみようかなぁ。。
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