監督だもの の商品レビュー
「ステキな金縛り」を見たので、購入。 三谷さんの作品もエッセイも大好きなので、読んでみた。 いや、秀逸。絶品。 監督業の裏側を本人と周囲のスタッフ・キャストのインタビューで綴った撮影日記のようなつくり。映画を作るプロセスがとても丁寧に記録されていて、ぐっとくるものがある。 あ...
「ステキな金縛り」を見たので、購入。 三谷さんの作品もエッセイも大好きなので、読んでみた。 いや、秀逸。絶品。 監督業の裏側を本人と周囲のスタッフ・キャストのインタビューで綴った撮影日記のようなつくり。映画を作るプロセスがとても丁寧に記録されていて、ぐっとくるものがある。 あー、また見たい。DVD買わないとなぁ。 映画を見たなら、絶対読んだほうがいい。
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表紙をめくって最初に思ったのは「香取くんってこんなに絵上手いの!?すげー!」という…三谷さんとは全然関係ないことだったりしつつ。 映画「ステキな金縛り」の撮影や編集作業を追いかけながら三谷監督へのインタビュー、さらに途中には役者さんや制作スタッフのコメントが入るという構成。映画で...
表紙をめくって最初に思ったのは「香取くんってこんなに絵上手いの!?すげー!」という…三谷さんとは全然関係ないことだったりしつつ。 映画「ステキな金縛り」の撮影や編集作業を追いかけながら三谷監督へのインタビュー、さらに途中には役者さんや制作スタッフのコメントが入るという構成。映画ではさも自然に流れているような時間は、当然ながら実際には役者さんのスケジュールや撮影場所に合わせてバラバラに撮られているわけで、そのギャップを興味深く読んだ。また、関係者の談話がそれぞれ面白くて(かつ、それぞれの立場で三谷監督へのリスペクトが伝わってくるようなコメント!)、気分はめっちゃ贅沢なバックステージツアー!という感じ。 それにしても、エッセイなどでも普段からものすごく映画を観ている姿が伝わってきていたのだけれど、この作品の撮影中も半端ないくらい観ている(DVDで)のが凄い。ある時はカット割りのため、ある時は撮影技法の参考にするため、そしてある時は「舞台装置」の見せ方のヒントを得るため…などなど。凄すぎてため息が出る。 ひとりの友達が「三谷作品は完璧に創られすぎていて肌に合わない」と語っていたことがあったけれど、私はこの完成された物語の世界に没入するのが最高に気持ちいい。決して「本職の映画監督」ではないのに、あれだけの役者さんたちを惹きつけてやまない魅力はそこにあるのだと思う。今作だって深キョンに唐沢寿明さんに佐藤浩市さんに篠原涼子ちゃんに…と、ほんの数カットになんとも贅沢すぎるキャスティングだもの(そして、犬の鳴き声はお約束の山寺さん!)。 そうそう、本書の中では個人的には中井貴一さんのコメントがいちいち面白すぎて素晴らしかった。もう一度劇場で観てみたい、と思わせてくれるほど。 なお、劇場パンフレットの記事はかなりの部分が本書からの抜粋だった。ひとつだけ残念なのは、名前が出ている役者さん全員のコメントが読みたかったなーということかな。小日向さんとか戸田さんとか、もしコメントしてたらどんなこと話されてたんだろうなぁ…と想像するけどできないんだもの。
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映画がとんでもなく面白かったので、パンフレットを購入するときに一緒に購入(となりに並べられていた)。 三谷さんはカット割りということに大変こだわっていたみたいだが、映画を見ている時は全然そんなこと気にならなかった。それはつまり、物語がよくできていたからで、このあたりは三谷さんのセ...
映画がとんでもなく面白かったので、パンフレットを購入するときに一緒に購入(となりに並べられていた)。 三谷さんはカット割りということに大変こだわっていたみたいだが、映画を見ている時は全然そんなこと気にならなかった。それはつまり、物語がよくできていたからで、このあたりは三谷さんのセンスが正しかったということだと思う。 映画制作の状況がよくわかるのも面白いが、三谷さんというひとと周りのスタッフとの感じ方の差がとても面白かった。 それにしても相島一之さんのシーンがばっさりカットされていたのは非常に残念。DVD化するときに、未公開シーンとしてぜひ収録してほしい。
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三谷監督映画「ステキな金縛り」のクランクインから公開直前までの細かいやりとりや、制作スタッフ・出演者みんなからのコメント等、リアルに細かく記録されていてすごく興味深く読める本です。まだまだリアルな世界は奥深いだろうけど、こんな風に映画って進んでいくんだって少しでもわかる本で個人的...
三谷監督映画「ステキな金縛り」のクランクインから公開直前までの細かいやりとりや、制作スタッフ・出演者みんなからのコメント等、リアルに細かく記録されていてすごく興味深く読める本です。まだまだリアルな世界は奥深いだろうけど、こんな風に映画って進んでいくんだって少しでもわかる本で個人的にはすごく興味深く読めた。あと、テレビでは伝わらない俳優・女優の性格や、演技へのこだわり、人間関係なども垣間見えて楽しく読めます。映画見てから、本読む方がいいかも。
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「ステキな金縛り」の撮影に係る三谷幸喜のインタビュー集。撮影日時順に三谷幸喜のインタビューが進んでいく。その間にj挟まれるキャストやスタッフのインタビューも絡めることで、どのように、何を考えて映画の撮影が進んでいくのかがよくわかるようになっている。三谷氏の人格や律義さ、作品にかけ...
「ステキな金縛り」の撮影に係る三谷幸喜のインタビュー集。撮影日時順に三谷幸喜のインタビューが進んでいく。その間にj挟まれるキャストやスタッフのインタビューも絡めることで、どのように、何を考えて映画の撮影が進んでいくのかがよくわかるようになっている。三谷氏の人格や律義さ、作品にかける思いも伝わってくる。 三谷氏のことを、より好きになりました。私としては、スティーブ・ジョブズより、やはりこういう律義な人物の方が好きだ。
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映画「ステキな金縛り」の製作過程での全6回の監督ロングインタビューと、 完成後のスタッフキャストインタビューからなる一冊。 映画鑑賞後の一週間 職場の昼休みにちょっとずつ読んだ。 舞台裏や過程、それぞれの思惑など 興味深いし十分面白かったが やはり三谷さん本人の文章のがいいな。...
映画「ステキな金縛り」の製作過程での全6回の監督ロングインタビューと、 完成後のスタッフキャストインタビューからなる一冊。 映画鑑賞後の一週間 職場の昼休みにちょっとずつ読んだ。 舞台裏や過程、それぞれの思惑など 興味深いし十分面白かったが やはり三谷さん本人の文章のがいいな。 新聞連載でどう語っているのかが楽しみ。 【購入・初読・11/4読了】
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この本を読んでから映画を見るべきか、それとも映画を観てからこの本を読むべきか。悩ましいところ。私は、読んでから観る派かな。映画を観てからこの本を読んだとしたら、ふたたび映画を観たくなるだろうから、三谷氏は観てから読むを推奨するだろう。
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