宗教心理学概論 の商品レビュー
宗教心理学は古くて新しい学問です。宗教が人の心に関わるものであるならば、それを取り巻く諸現象は心理学の射程とされて然るべきものですが、なかなか心理学界隈では盛り上がらないところがありました。 本書では、そのような情勢界にあった国内、そして国外の宗教心理学研究をある程度網羅的に学ぶ...
宗教心理学は古くて新しい学問です。宗教が人の心に関わるものであるならば、それを取り巻く諸現象は心理学の射程とされて然るべきものですが、なかなか心理学界隈では盛り上がらないところがありました。 本書では、そのような情勢界にあった国内、そして国外の宗教心理学研究をある程度網羅的に学ぶことができる随一の入門書です。 現在では残念ながら絶版のようで、中古の流通経路からしか入手できないようですが、宗教心理学の関心がある、もしくは研究をしたいという方には購入を強くお勧めしたい1冊です。 ナカニシヤ出版さんにも、ぜひ再版・再販をお願いしたいところです。
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「心理学的宗教心理学」の立場からの、主に日本の宗教心理学研究の概観を提示する本。従って、精神分析系統や臨床的な知見に基づくもの、トランスパーソナル心理学系統のものなどは含まれていないが、いわゆる量的、実証的方法の研究を中心とした、この分野の概論としては、基本図書としうるものと思わ...
「心理学的宗教心理学」の立場からの、主に日本の宗教心理学研究の概観を提示する本。従って、精神分析系統や臨床的な知見に基づくもの、トランスパーソナル心理学系統のものなどは含まれていないが、いわゆる量的、実証的方法の研究を中心とした、この分野の概論としては、基本図書としうるものと思われる。研究テーマの探索などに良。
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