7人のシェイクスピア(5) の商品レビュー
ウィル、新教徒のアンに嵌められ結婚。そして、子供まで。 そして、ジョンとともに、ロジャーを助けたために、鹿泥棒としても、嵌められる。
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いよいよイギリス国内における旧教徒弾圧の手が、ウィルたちの住むストラッドフォードにも伸びてきました。 問答無用にとらえられ、息絶えるまで連日過酷な拷問を受け続けた、彼らの尊敬する司祭。 旧教徒であることを隠し続けなくては生きていけない、息詰まる日々。 それだけでなく、財産狙いの...
いよいよイギリス国内における旧教徒弾圧の手が、ウィルたちの住むストラッドフォードにも伸びてきました。 問答無用にとらえられ、息絶えるまで連日過酷な拷問を受け続けた、彼らの尊敬する司祭。 旧教徒であることを隠し続けなくては生きていけない、息詰まる日々。 それだけでなく、財産狙いのアンにまんまと騙され、望まぬ結婚をさせられることになったウィル。 さらに、女王陛下の鹿殺しの汚名を着せられ、投獄させられたウィルとジョン。 愛も幸せもなく、名誉も奪われ、全てずたずたのウィルの様子に胸が痛みます。 奸計による冤罪。何の罪もないのに、人生を弄ばれているかのようなウィルの苦難。 新教徒による旧教徒狩りの凄まじさが描かれます。 シェイクスピアが8つ年上のアン・ハサウェイとなぜ結婚したのかは、彼の生涯において明かされぬ謎のひとつですが、もしかしたらこの物語の通りなのかもしれないと思えるほど、迫力に満ちた筆致に呑まれました。 フィクションではありますが、仮定の一つとしてありえるかもしれません。 シェイクスピア学者が読んだらビックリすることでしょう。 全編を通じて酷い話が続き、重苦しい読後感をもてあまします。 恐らくは、彼に無情にも襲いかかる苦難の数々が、今後のシェイクスピアの謎を解き明かす鍵となっていくのでしょう。
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しかし、最近神はなぜすがるものを救い給わぬか、というテーマがイヤに心に残るようになったなあ。イギリスにおける国教会VS旧教徒って、身勝手な国王に振り回されているイギリス(´・ω・)カワイソスって認識だったんだけど、ココでの表現は、結構民衆レベルで対立してたっていう感じなんだね。
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最初から最後まで回想シーン。 途中からは、記録に残っていない空白の期間の話もチラホラ。 ストーリー自体は、あまり大きな波がなく単調でした。 シェイクスピアとアン・ハサウェイの結婚の経緯が、 「ホントにそうなの??」と思ってしまった、、、
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相変わらず大変絵がうまく、演出もとてもいいのだけど、今回は話がおもく暗いので、読んでいてしんどかった。 次巻からの大きな動きにつながるためのメリハリなのだろう。 次は年末にでるらしい、早くてありがたい!! ストーリーとあまり関係はないが、眠っている新生児の顔、実に巧く描いている。...
相変わらず大変絵がうまく、演出もとてもいいのだけど、今回は話がおもく暗いので、読んでいてしんどかった。 次巻からの大きな動きにつながるためのメリハリなのだろう。 次は年末にでるらしい、早くてありがたい!! ストーリーとあまり関係はないが、眠っている新生児の顔、実に巧く描いている。感心した。
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分からん…分からなすぎる…。 若きシェイクスピアが 笑い声が二重の変な女と結婚しなくちゃいけなくなって、 鹿泥棒として シータが捕まってて呪文思い出した塔(@天空の城ラピュタ)みたいなとこに閉じ込められて、 えーと、それで? 今後の展開への、壮大な伏線であることを祈る。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シェイクスピアの過去話ですが、ヒドイ話が続きます。 信頼していた司祭様が囚われてしまい、次は嵌められて他人の子を身ごもった妻を娶ることになり、最後は鹿泥棒の疑いを掛けられて拘留。受難話は心が痛くなります。 この時代、ろくな調べもなく、匂いや腹が立つからといった理由で捕まるなんて、ほんと今の時代に生まれてよかったと思います。
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過去編のクライマックスに差し掛かり始めたかな? 旧教やシェイクスピアがはめられ貶められる展開が続き、ついにトマスとの対面・・・ってとこでオワタ。続きはよ
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