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クォンタムデビルサーガ アバタールチューナー(5) の商品レビュー

4.3

11件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2023/07/05

まさかの熱いゲイルっ!! いやぁ全員が主人公だったなぁ。急に3巻で世界観が変わってちゃんと小説ならではの集結で終決。 私的には「ゲームのアバチュ」「ドグラ・マグラ」と同時に読んでた「三体」「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」が渾然一体となりすぎて混同してたけど、他人に説明するに...

まさかの熱いゲイルっ!! いやぁ全員が主人公だったなぁ。急に3巻で世界観が変わってちゃんと小説ならではの集結で終決。 私的には「ゲームのアバチュ」「ドグラ・マグラ」と同時に読んでた「三体」「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」が渾然一体となりすぎて混同してたけど、他人に説明するにしてもそれらの世界観でそこまでの乖離は無いと思う。 凄いなぁ。そう言う結末に持って行くのか。

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2018/10/08

35:完結編。すごいすごいと噂には聞いていたけど、本当にすごかった。ただただ圧倒的で、ゲーム的だった1、2巻もすべてこの結論への周到な伏線というか、必要な前段階だったのだと、読み終えた今ならわかります。すごすぎて、まだ言葉もない。 ゲイルがエンジェルに手を差し伸べた、その心の動き...

35:完結編。すごいすごいと噂には聞いていたけど、本当にすごかった。ただただ圧倒的で、ゲーム的だった1、2巻もすべてこの結論への周到な伏線というか、必要な前段階だったのだと、読み終えた今ならわかります。すごすぎて、まだ言葉もない。 ゲイルがエンジェルに手を差し伸べた、その心の動きが、変化がすごくすごく嬉しかったです。とりあえず今はこれだけ。

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2016/05/16

最終巻。面白かったですがちょっと最後の方精神世界に入り込んだ辺りは読む人を選ぶかも。 太古の昔から偉い人は涅槃から現世に戻ってきて人々を導いてくれるって思想はわかるんですけどね…。 そしてちょっとしたエピローグは嬉しいんですが… あの3人以外は離れ離れってのはちょっと寂しいかもし...

最終巻。面白かったですがちょっと最後の方精神世界に入り込んだ辺りは読む人を選ぶかも。 太古の昔から偉い人は涅槃から現世に戻ってきて人々を導いてくれるって思想はわかるんですけどね…。 そしてちょっとしたエピローグは嬉しいんですが… あの3人以外は離れ離れってのはちょっと寂しいかもしれない。 中々面白い世界観でした。 又この人の作品、読んでみようかなって思います。ちょっとイケメンが出張りすぎって気もしますけどね!

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2015/12/22

原作をプレイしていないのでどこまでがオリジナルなのかわからないが、国内SF史に残していいくらいの出来であった。神、人類、進化、ディストピア、カニバリズムなどのガジェットを盛り込みつつ、どの要素もうまく絡み合っている。ファンタジー出身の作者による文章は格調高く、ロウ思想に近いラスト...

原作をプレイしていないのでどこまでがオリジナルなのかわからないが、国内SF史に残していいくらいの出来であった。神、人類、進化、ディストピア、カニバリズムなどのガジェットを盛り込みつつ、どの要素もうまく絡み合っている。ファンタジー出身の作者による文章は格調高く、ロウ思想に近いラストながらも爽やかな読後感だった。後半で登場する猫には「ソウルハッカーズ」のレッドマンを思い出した。

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2014/11/21

ちょっとだけ、と思って読みさしを手に取ったら、息つく暇もなく完走してしまった。以前の巻の後書きで作者が述べていたとおり、ハッピーエンドの物語であった。 あと最後のゲイルがイケメン。

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2012/10/14

それぞれの終末。 それぞれのエンディング。 幸福であったか、不幸であったか、 生きるものが死を迎えても永遠にわからない。 主観と客観、そして時代により変化するものだから。 僕はどこか希望が残されているものが好き。 中途でどんな絶望に襲われても、最後に未来が残っているお話が...

それぞれの終末。 それぞれのエンディング。 幸福であったか、不幸であったか、 生きるものが死を迎えても永遠にわからない。 主観と客観、そして時代により変化するものだから。 僕はどこか希望が残されているものが好き。 中途でどんな絶望に襲われても、最後に未来が残っているお話が。 全5巻、長丁場だったけれど ゲームとはまた違うお話になっていたけれど 僕はこの「クォンタムデビルサーガ」 好きです。

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2012/11/03

最終巻。 思えば、〈修羅〉(戦闘神)と呼ばれていた存在がその語源である〈ASURA〉(サンスクリットで「asu」が「命」、「ra」が「与える」)となる所に、その意図が刻まれていたのかもしれない。 崩壊する世界の只中にあって、〈ASURA〉も人もそれぞれの生きることを問う。〈AS...

最終巻。 思えば、〈修羅〉(戦闘神)と呼ばれていた存在がその語源である〈ASURA〉(サンスクリットで「asu」が「命」、「ra」が「与える」)となる所に、その意図が刻まれていたのかもしれない。 崩壊する世界の只中にあって、〈ASURA〉も人もそれぞれの生きることを問う。〈ASURA〉達は自らが兵器――人を喰らう存在であることを認めた上で、人との関わりを通して人の生きることも学ぶ。 存在する己を問い、それを認識する事で己を再び獲得する、弁証法の通過儀礼を行っていた。 己が存在する喜びと、存在を維持するために飢えを覚えること。 生への執念から他者を傷つける人間と、それでも他者に手を差し伸べる人間。 〈ASURA〉達が多くの経験を通して獲得した、生きることの祝福と呪いの言葉を〈神〉も人も獲得する。 巻を重ねる毎に内容が深く充実していたのではないだろうか。ライトノベル風からSF小説へ。冲方丁氏が1巻の帯を書いていたことに納得。

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2014/03/10
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2011年お気に入り2位 三人→シヴァ・ヴィシュヌ・(ブラフマン)→光の王→ミトラ(弥勒)→56億7千万年後。ここの流れが美し過ぎる。4巻まででは話はゲーム版の方が優れてるかもしれないと思ったが、最終盤で一気に盛り返したよな~。 アートマに使われた神魔の選び方がとてもよかった。ゲーム版の〈ハリ=ハラ〉や〈アルダー〉もイメージには合ってるんだろうけど、如何せんマイナー過ぎる。小説はちゃんとメジャーどころを上手くストーリーに採り入れられてた。更にミトラとヴァルナが表裏一体の神だと知って、感動した。 眞だけはビミョーだったけど。エンブリオンが〈ASURA-AI〉なんだから、阿修羅退治ってことで〈インドラ〉の方がしっくりくるのでは?

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2012/01/31
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ゲイルゲイルと叫び続けて読んできた全5巻。ついに終わってしまいました…。今はただただ寂しいです。 今までの4冊の積み重ねがこの1冊でまとまって、5巻は濃い~ぃ1冊でした。 エンジェルのところが印象的でした。そしてその後P260辺りからのフレッドの話がよかったなぁ。 (エンジェルのトコロはね、ドキドキしちゃって怖くて読み止めることができなくて2時間ほど夜ふかししちゃいました。次の日辛かったヨ…;) エンディングも、納得というかアリアリ!な感じでした。穏やかで静かで柔らかで暖かなエンディングだったと思います。ゲイルとエンジェルのやり取りもっと見たかった…!メイン3人のやり取りも気になるし、エンブリオンメンバーはたまに集まったりしてるのかな~(それともあの後…?)。だったらいいなぁ~。

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2011/10/31
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元々ゲーム版が好きだったからという理由で読んだけど、これは本当に読んで良かった。ゲームとはまた違った壮大なストーリー。 キャラクターが納得のいく最後がハッピーエンド、という作者の言葉に納得です。希望に満ちた美しいエンディングでした。 まだ自分の中で消化できていない部分が多いので、また読み直したいなぁ

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