天国は、ほんとうにある の商品レビュー

トッドバーポ,リンヴィンセント【共著】,阿蘇品友里【訳】

2017/05/07

私は宗教とかまったくわかりませんが、コルトンの経験したことはあるんだろうと思います。私の元夫（2年間に6回の開腹手術をした）も同じように上から自分が寝ているベッドを見下ろし、自分の両親が心配そうに付き添っていたところを見ていたと話していました。
とにかくお父さんがとてもいいですね、上手にコルトンから話を聞きだしているところが。コルトンも無邪気でかわいいし。
こういう体験というか能力と言うかわかりませんが、誰でも生まれた時は少なからずあるんだと、大人になるにつれ消えて行く人が多いと聞いたことがあります。
天国にいるであろう私の父は姿は見せませんが、窓を開けて寝ていた時に起こしてくれました、風邪をひいたことがあったので（笑）
誰でも天国へ行く時が来るわけで、この本を読んで少し変わったかな？自分の人生を全うしたら死は怖いことではなさそうだと。

2016/08/02

私はカトリック信徒ですが、信仰を強めてくれる本です。最も心に残った内容は、「イエスが十字架の上で死んだのはね、そうすれば、ぼくたちがイエスの父さんに会いに行けるからだよ」

2014/10/22

祝映画化でうかつに手に取るが、後悔。

生死の境をさ迷い、生還した息子の話。天国に行き、彼の知るはずの無い出来事、死んだ姉のこと等を知る経験をした等、本当に天国を見てきたとしか思えない話をする。

主人公(牧師)にとっては真実だろうと思う。が主人公はキリスト教信者はどう思うのだろうか？こちらにも天国の概念等はあるし。

臨死体験をすると不思議な体験をしたり、前世の記憶が甦ったように他者のような記憶、能力を持ったりすることがあると聞く。このケースもそう言った不思議体験に牧師の親子が情報を肉付けしていったモノと思える。
この不思議体験をし益々のキリスト教にのめり込んでいく姿はを見れば見るほど私は悲しくなる。恐らく彼はキリスト教以外信じられなくなってしまうのではないかと。無神論者の私とはわかり会えないのだろうなと。頑なに1つの宗教しか認めない人々たちがいるので世界平和が遠退くのだろうと。

2014/10/13

大病をして九死に一生を得た３歳児が、意識不明の最中に見てきたとされる「天国」の様子を牧師である父親が経緯も含めまとめた本。イエスキリストの顔が世間一般で広く流通しているあのイメージではなく、かなりのイケメンであることが明らかに。ところで、いわゆる「天国」は各宗教別にあり、それらは同じ場所を各宗教という違うフィルターを通してみているだけであると考えているのだが、ここら辺の事を解説してくれる本はないのだろうか。

2013/05/17

アメリカのプロテスタント教会の牧師が息子の臨死体験を聞き出す形で進む内容。牧師の驚きと、情報を少しずつ聞き出す様がよく描けている。聖書的に息子の言うことを照らし合わせているところも、聖書に馴染みのない日本人にもわかりやすく書かれていると思う。

このような天国の話の本をほかにも読んだことのあるキリスト者の私としては、聖書の内容も知っているし更にもっと深いところを聞いてもらいたいというように思ってしまった。でも面白かったので星は四つ。