セレモニー黒真珠 の商品レビュー
読み易いお仕事小説でした。死について考えさせられる事もあったけど、そんな重々しくもなく。素敵な登場人物達でした。お葬式する時には是非頼みたい。
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お仕事小説のつながりで読みました。宮木あや子さんのこれまでの作品とはまた違って新鮮な感じがしました。テンポよくて、読みやすいです。葬儀屋の話。イラストがまた素敵。
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セレモニー黒真珠で働く人たちのお話。 タイトルと装丁から、コミカルな雰囲気かと思ったら、とてもガチでシリアス。 こんな風に思うのは何回目だろう。あまり先入観を持つのはやめよう(笑) 嫌な人がいっぱい出てくる中、最後のお話は爽やかで切なくてよかった。 最近この方のイラストをよく見る...
セレモニー黒真珠で働く人たちのお話。 タイトルと装丁から、コミカルな雰囲気かと思ったら、とてもガチでシリアス。 こんな風に思うのは何回目だろう。あまり先入観を持つのはやめよう(笑) 嫌な人がいっぱい出てくる中、最後のお話は爽やかで切なくてよかった。 最近この方のイラストをよく見るなぁ。すごく好きな絵だけど。
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連作短編6作。 ストーリー的にベタベタしそうなところを、切れ味良いナイフでシュッシュッと捌いて、ただ爽快。 見える話をもう少し読んでみたいな。
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普通に面白くて一気読み。 女子向けのお仕事小説だけど、葬儀屋が舞台なのが異色でよい。 宮木あや子ファンとしては『花魁道中』のような衝撃を期待してしまうのだが、やはり及ばず…。 さらりと読み終えてしまった。
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短編だから背景を省いてあるから一気に読めるし、続きが気になって止めるのに苦労した。 仕事の熱意や人に接する態度、自分はどうなんだろうと反省もしながら一気読み。 優しい文章で書いているので心が清浄できた気もする。
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葬儀社のお仕事小説。キチンとしている葬儀社のスタッフにも喜怒哀楽はあるわけで。なかなか普段は興味を持って見ない葬儀社というお仕事について学ぶと、見る目が変わるかも。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
久しぶりの再読。 葬儀社の人々を描いたお仕事小説だが、宮木さんらしいユーモアがあちこちに見られる。 薄幸の娘や失恋から葬儀社に転身した女や幼い頃から葬儀が好きだった青年。 時にハードに、時にユルく、時にハートウォーミングに、こうしたバランスの上手さは宮木さんならでは。
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葬儀屋さんのお話。笹島さんへめちゃくちゃ感情移入。同情を恋だと思ってた、みたいな文章読んだ時ずきーんときました。恋愛をよくわかってない、心が幼かったときを思い出しました。でも仕事のテキパキサバサバ感は自分にはないので惹かれます。妹尾さん吹っ切れるといいな。木崎さん内弁慶すぎるよ。...
葬儀屋さんのお話。笹島さんへめちゃくちゃ感情移入。同情を恋だと思ってた、みたいな文章読んだ時ずきーんときました。恋愛をよくわかってない、心が幼かったときを思い出しました。でも仕事のテキパキサバサバ感は自分にはないので惹かれます。妹尾さん吹っ切れるといいな。木崎さん内弁慶すぎるよ。典夫さんには言葉もない。オカルトな要素もありましたが、怖い感じはないです。 h29.6.11
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セレモニー黒真珠という葬儀屋で働くのは、仕事ができる、老け顔のアラサー・笹島、霊の声が聞けるメガネ男子・木崎、アルバイトから社員になった新人・妹尾。 3人を中心に綴られる、連作短編集。 故人とのお別れの儀式を手際よく準備する彼らだが、身近な死にまつわるトラブルに巻き込まれたり…...
セレモニー黒真珠という葬儀屋で働くのは、仕事ができる、老け顔のアラサー・笹島、霊の声が聞けるメガネ男子・木崎、アルバイトから社員になった新人・妹尾。 3人を中心に綴られる、連作短編集。 故人とのお別れの儀式を手際よく準備する彼らだが、身近な死にまつわるトラブルに巻き込まれたり…それでも暖かく見送る彼らのプロの姿勢に感動。 誰もを魅了する姿勢や所作の美しさを保つ笹島も、笹島に惚れて守ろうとする木崎も、カッコいい!! そしてさりげなく(?)登場するセレモニー黒真珠の社長もカッコいい!! 校閲ガールに通じる雰囲気を醸し出す、お仕事小説。 読んだら「明日からもしっかり仕事をしよう」と思えてくる。
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