探偵・日暮旅人の贈り物 の商品レビュー
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旅のお共として。シリーズ完結編ではあるけど、まだ続いてるので、シーズン1完結というところ。とはいえ、いまいち何がそんなに国を揺るがすほどのものだったのかははっきりせず、旅人がロストの被験者にさせられたのもそんな理由で、と思う。雪路のお兄ちゃんのこともはっきりしないし。確かにトウカの人生は気の毒で、ほんとそんな奴ら殺して構わないと思っちゃう。すごい親は大切に、みたいなていでこのシリーズは来てて、それが嫌だったけど、やっぱり最後にはこういう嫌な親もいるのだという話になるのだ。しかし、テイちゃんがお母さんのことを分かったというのはフィクション過ぎると思う。まぁテイちゃんの存在自体がフィクションだけどな。しかし、ここまでの4冊を一年半で書いたとあとがきにあって、すげーなーと思った。何たる駆け抜け方。そして、こんなに続くなんて思ってなかっただろうなぁ。
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とりあえず第一部完結。 思いのほか入り込んで読んでしまいました。 ダークな内容の割にはスッと読めてしまうし、かといって薄っぺらな感じが無い。 まあ、最終的には“愛“なのだよ。というクライマックスも、「きっとそうなるんだろうけど」と思いながらひねくれて読んでも涙腺が決壊しました。 ...
とりあえず第一部完結。 思いのほか入り込んで読んでしまいました。 ダークな内容の割にはスッと読めてしまうし、かといって薄っぺらな感じが無い。 まあ、最終的には“愛“なのだよ。というクライマックスも、「きっとそうなるんだろうけど」と思いながらひねくれて読んでも涙腺が決壊しました。 ただ、雪路顧問の悪事とかモヤモヤする謎も残っているからその辺は第二部に持ち越しなのかな? このシリーズは読破してみたいです。 気が早いけど、年末年始はドラマ版観よう。
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決着の巻ということもあり、ページを捲る手が止められない。 旅人の冷徹で投げやりな部分はすでに今までにも出た来ていたし、復讐とともに自殺しようとするのもあまり驚かなかった。 ただ、電話越しの声は視えないはずなのに陽子先生の声が届いたのは、なんか愛だなぁって思ってしまった。 あとはテイちゃんが旅人とどう関係するのか気になってたけど、まさかロストの作成者の娘とは思わなかったので驚き。でもこの先も二人は親子で仲良く過ごしていくことは間違いないので一安心。
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気にはなったが、思っていた終わり方とは気持ち違ったか。 それでも楽しませてもらいました。 普通の人間が“愛”云々を語れば、そいつぁキザなんだろうけど、この作品のアンタが“愛”を語れば、グウの音も出ない。 やるねぇ〜 おっちゃんは、人間が不細工だわ
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旅人がロストの被害を受ける原因を作った張本人____トウカ。彼女の娘を旅人が面倒を見ている。なんとも皮肉な話ですね。 五感を失い、苦しみに悶え、一度は自殺しようとした旅人は陽子先生の愛によって、生きる道を選んだ。 テイちゃんのお母さんのトウカさんの話は、胸に来るものがありました。とても感動してしまう。愛に満ちたストーリーでした。
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なんか若干ありきたりな感じになってしまって、トーンダウン。 でも、最後のトウカの話はアリだったな。 続きはまたほんわかに戻るのかしら? 2021.8.22 113
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誘拐され監禁されているというのに昇一の父親への気持ちを壊したりしない陽子、どこまでも先生という感じがする。 灯果、原作では生きていてよかった。生きてるだけで救いがある。 色んな繋がりが明らかになり犯人も分かり、気付けば幸福とは言えない人生がそこら中にあり、あらゆる登場人物に感情移入してしまう。 いつか旅人も心の扉を開ききることができるといいな。
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って事で、3巻と4巻はまとめて借りていたので、すぐさま読破。 一気に読んだな。 面白かった。 ドラッグ「ロスト」を中心に手帳のありか、18年前の事件と、すべての話が回収されます。 ユキジの父親の不正などなど、未回収の部分を手帳を焼くという荒業で終わらせたのはある意味お見事! 最後にテイの母親がちゃんと登場したのが良かった。 陽子先生との距離感は結果、縮まる事なく…。 第二シリーズもあるようなので、早く読みたい。
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シリーズ第1章完結編。 ちょっと詰め込みすぎかな。 テレビドラマを見たせいか、結末がわかっていたので、小説を楽しめなかった。 灯衣と母親の物語「愛の旅」は良かった。 (図書館)
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