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NHK「爆問学問」 世界が大きく開ける言葉 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2013/01/21

「爆笑問題のニッポンの教育」という爆笑問題と色々な分野の教授とガチで対談しているNHKの番組を書籍化したのも。 中に笑いはありません。 ホントにNHK的な本です。 内容は深いなぁ~と感じる部分も多いけど、それと同時に説明書きのような仕上がりになっているのでなんかもったいない気が...

「爆笑問題のニッポンの教育」という爆笑問題と色々な分野の教授とガチで対談しているNHKの番組を書籍化したのも。 中に笑いはありません。 ホントにNHK的な本です。 内容は深いなぁ~と感じる部分も多いけど、それと同時に説明書きのような仕上がりになっているのでなんかもったいない気がしました。 この番組自体は見たことがないけど、太田さんは毒や意見をぶつける姿が浮かぶので対談(会話)形式で表現した方が良さが出たのかなぁ~と思った。

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2012/12/10

様々な分野の専門家の奥深い言葉が紹介されています。ケンサキイカやクマムシなどの生物の研究を通して人間の理解につながっていくところが面白いです。内容は難しいですが、生き方について考える参考になる一冊です。

Posted byブクログ

2014/03/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

■概要 もう放送終了したNHKの教養番組「爆問学問」の中のダイジェスト。 爆笑問題の二人が、日本のいろんな大学の学者とトークする番組で、大好きだった。 トークの内容は主に、前半が学者の研究内容についてで、後半は太田光氏が学者に疑問をぶつけて白熱した議論をする、というもの。 ■印象に残っている回 1.最先端の科学技術や、自然界の生き物の驚きの生態を知ることができ、興味深かった回 ・イモリの心臓などの臓器を自由自在に作れてしまう「再生医療」 ・人間そっくりのロボットを作る「ロボット工学」 ・宇宙空間でも死なない最強生物「クマムシ」 ・370km/hで走る8輪の「リチウムイオン電気自動車」 2.文系と理系、生物学と数学など複数の学問を掛け合わせたような「すき間」的学問で、そんな学問もあるのかと驚かされた回 ・13年・17年周期に発生するセミの謎を解き明かした「素数ゼミ」 ・車、インターネット、在庫などの「渋滞学」 ・全盲全ろうの教授自身が、障害者に関する課題を考える「障害学」 ・ガン等で余命宣告された患者の生き方・死に方を考える「死生学」 ■本の感想 爆笑問題 太田光氏は、理系の学者に必ずといっていい程、以下のような哲学的・倫理的な質問をする。 ・クローンや人間に近いロボットを作る技術が発達してしまうと、本物の人間の価値が変わっていくのではないか ・ダイナマイトや原子力のように兵器にもなるかもしれない発明を、自分がしてしまうことは怖くないのか そういった質問に対し、だいたいの学者の方は、自分の研究が世の中に与える意味をしっかり考えており、研究を進めることに迷いは無いようだった。 本当に優秀な人は理系の人間でも、自身の哲学を確立した一流の哲学者なのだろう。 文系の哲学・言語学・芸術の学者に対しては、コミュニケーションのもどかしさについて相談することが多かった。 太田光氏は、漫才・演技・文章で表現したことが、100%正しく伝わることは稀で、足りない部分や勘違いして相手に伝わってしまうことが多々あり、よく悩むそうだ。 それに対して太田さん自身の出した答えは、「恋愛感情を初め、コミュニケーションは全て勘違いで成り立っている。だから、表現が誤って伝わっても無問題。勘違いから新たなクリエイティビティも生まれる。」といったことらしい。 凡人には完全に理解することは難しいが、少しは分からなくもない。

Posted byブクログ

2012/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

NHKの「爆笑問題のニッポンの教養」から、これは!というゲストのセリフを紹介し(若干編集はされているが)、彼らが出演した時の爆笑問題との絡みを抜粋したもの。 野矢茂樹、福岡伸一、姜 尚中、羽生善治、松岡正剛、石黒浩、永井均・・・一般的に有名かどうかはさておき、ゲストはなかなか豪華。 セリフより、爆笑問題の太田とゲストたちの議論が面白い。 「ニートって言うな」の著者の本田由紀と太田の議論は特に白熱している。 新卒一括採用という制度がニートやひきこもりの出現を助長し、そういったつらく生きている人たちへの支援策を講じない政府が問題であり、彼らが生きがいや幸福を感じれる社会の構築が必要であると論じる本田氏。 に対し、ひきこもりやニートだって良いじゃない、俺は彼らの生き方を否定しないし、嫌なら生き方を変えればいいだけだし、もしかしたらニートの連中の中には、意義を実感できる生き方をしているやつがいるかもしれない。であれば、彼らはむしろ成功者と考えることができる。つらいって思ってあげてるのかもしれないけど、生活できなきゃ幸福は味わえないのか?そんな考え方が入り込む余地があっても良いのではないかと応える太田。 僕は、本当に辛くて辛くて仕方のない人を見たことが無いから、太田の主張の方に説得力を感じた。 生きること。 働くこと。 幸福を感じること。 答えは無いんだけどね。 考え続けないといけないテーマだ。

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2012/02/11

NHKで毎週木曜に放送中の「爆笑問題のニッポンの教養」の番組内容をダイジェスト風にまとめなおして一冊の本にしたもの。 重複しているものを含めて、のべ25人の先生方と爆笑問題との対談が収録されています。一人対談辺り6~8ページなので、スムーズに読めまが、個人的には人数をもっと減...

NHKで毎週木曜に放送中の「爆笑問題のニッポンの教養」の番組内容をダイジェスト風にまとめなおして一冊の本にしたもの。 重複しているものを含めて、のべ25人の先生方と爆笑問題との対談が収録されています。一人対談辺り6~8ページなので、スムーズに読めまが、個人的には人数をもっと減らして、一人当たりの分量を増やしてほしかった。 それでも、姜尚中、カール・ベッカー(京大教授)、岩永勝(農研機構 作物研究所所長)あたりとのやり取りは面白かったので、ぜひ番組の方も見てみたいと思います。

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2012/02/16

各分野で研究や実践をおこなってきた人たちがたどり着いた思想・哲学が垣間見えておもしろかった。 1人につき5~7ページ程度しか割かれていないので内容は表面的。でもたった一言からでも思索の扉は開くことができることもある。 高校生にとっては、大学で「何を学びたいか」を考えるきっかけ...

各分野で研究や実践をおこなってきた人たちがたどり着いた思想・哲学が垣間見えておもしろかった。 1人につき5~7ページ程度しか割かれていないので内容は表面的。でもたった一言からでも思索の扉は開くことができることもある。 高校生にとっては、大学で「何を学びたいか」を考えるきっかけにもなる良書だと思う。

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2012/01/01

TVのダイジェスト版。けっこう知っている学者さんが登場して面白かったが、内容はあくまでダイジェスト。かなり簡略化されていた。それぞれ興味を持った学者さんの本を読んでみようというきっかけになる本。

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2011/12/14

素晴らしいです!【心】とは何か?から始まり、【人生とは一瞬の積み重ね】⇒体の原子や分子は1年で入れ替わる。舌の上の分子は数時間。⇒1年で人は全く変わる。『怪物と戦う者は、自分も怪物にならないように気をつけろ』。【省略する力】⇒場面を広くみる。【個性なんて勝手に出てくるもの】【もの...

素晴らしいです!【心】とは何か?から始まり、【人生とは一瞬の積み重ね】⇒体の原子や分子は1年で入れ替わる。舌の上の分子は数時間。⇒1年で人は全く変わる。『怪物と戦う者は、自分も怪物にならないように気をつけろ』。【省略する力】⇒場面を広くみる。【個性なんて勝手に出てくるもの】【ものを考えるということがすごく人を前向きにさせる。立ち止まらずに考え続ける】⇒考えることは後からでいい。まずやる。つくる。【死を知ることによって初めて、自分の存在意義が見えてくる】⇒生まれるために死ぬ。人には死がプログラミング。⇒大腸菌は自ら死なない。⇒性の誕生で死が生まれてきた。⇒セックスがなければ、死はない。【恋愛なんて擬人化と擬人化の戦い】⇒勝手に思い込んで好きになる。⇒そのうち、ロボットに恋をする⇒ありそう!【予定調和が崩れたときにこそ面白いことが起きる】⇒例えば、将棋。例えば、セックス。【ゴールを考えれば生き方が賢明になる】⇒『何のために生き、何のためなら死ぬるか』⇒自分が関わらないことに誇りを持ち喜べる⇒未来世代の幸福。⇒『毎晩、布団の中で考えるべきこと』⇒『日常的に、人生の意味を振り替える』⇒終わりを考える⇒人生を一瞬として無駄にしない。⇒忘れられない生き方。⇒死を知ることで生きることを知る。人に触れられること。障害とは何か?障害とは社会が決めているもの。【生きている限りみな合作】【起こってもないことを悩む。それが人間】⇒肩こりという言葉があるから方がこる。巨乳という言葉があるから、胸の大きさを気にする。【人は考える腸】⇒クラゲやイソギンチャクはほとんど腸だけで生きる。【最初の生命】⇒メタン菌。⇒深海でも水温20度のコロニー。⇒ここから、人類まで来た!【ナマコ】⇒なぜ、ナマコは生きるのか?⇒人間の1時間=ナマコの2日。【変わることで安定する】【イカは凄い】⇒日本人が一番食べている魚介類⇒イカ。海の生態系を司る⇒イカ。地球での必要度、人間<イカ。【大切なことは直感でわかる】⇒生きていくうえで重要なもんだいは⇒直感でわかる。【空腹と平和は共存しない】【地球上最強の生物】⇒クマムシ。⇒体長0.3ミリ。全部で1000種類。⇒宇宙空間でも耐える。【ツキとは確率の揺らぎ】…レビューではなくφ(..)ですな。一番共感したのは【空腹と世界平和】なんだかんだで、そこなんですわ。

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2011/12/17

NHKで放送された内容。 その道のエキスパート達の深い世界を紹介。 贅沢なゲストの魅力が伝わってくる。 しかしやはり映像を書籍化にするにはもうひと練りあっても良かったカモ! 惜しい

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