ある日とつぜん、霊媒師 の商品レビュー

エリザベス・コーディーキメル【著】,もりうちすみこ【訳】

2015/04/24

一人称だからなのか砕けた文体に最初イライラしたが、気にならなくなるぐらい物語に引き込まれる。続きがあるみたい。気になる。

2011/12/27

　霊媒師を母に持つキャットは、13歳の誕生日から突然自分も霊が見えるようになる。そんあ自分に驚きながらも、チェロの天才でありながらチェロが弾けなくなってしまった親友のジャックとともに、学校の図書室に現れる美少女の霊の真相を突き止める。

　題名からしてオカルトっぽいものを想像してしまうけれど、非凡であるがゆえに苦し、13歳の少女たちが、せいいっぱい自分たちの環境に挑戦していく姿がさわやかでした。

2011/12/17

　読んで良かった。なんか、勧善懲悪、じゃない、予定調和な基調の物語が好きだ。
　大好きだ。いやっほぉぅ。最初っからファンタジックで始まれば、直線で進まない
　と納得がいかないのかもしれない。設定、小出しにされるのはイヤだから。設定
　凝らせて、どや顔されるのはイヤだから。このお話は、宿命というか秀でた才を
　天授する二人の少女が、協力し少しだけ成長する喜劇。だと思う。
　チェロ弾きと母が良い。

2011/11/12

キャットの母親は霊媒師。13歳の誕生日を迎えて、キャット自身にも霊が見えるようになってしまう。霊媒師になんかなりたくないのに！　ある日学校の図書室でフルートをもった女の子の霊に出会ったキャットは、とりあえずその子の事を調べ始める。すると思いがけない事実が判明して…。