きのうの家族 の商品レビュー
え〜〜っ、真彦さん、なんて事を!! 淡々と進むお話かと思ったら ぶっ込んできた、まさかの展開 で・・・それ言う? まあ、きのうの話だからいいのか
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夫婦と息子と娘の四人の家族。一階には夫の両親が住んでいて朝食は六人で取る。その家族に齟齬が感じられるようになったのは、息子の高校受験の失敗がきっかけだった。 同じ高校を受験して息子の彼女だけが合格した。 娘は兄が合格しなかった高校を目指して勉強に力を入れ始める。娘が付き合い始め...
夫婦と息子と娘の四人の家族。一階には夫の両親が住んでいて朝食は六人で取る。その家族に齟齬が感じられるようになったのは、息子の高校受験の失敗がきっかけだった。 同じ高校を受験して息子の彼女だけが合格した。 娘は兄が合格しなかった高校を目指して勉強に力を入れ始める。娘が付き合い始めた男はその彼女の元彼だった。 夫は夫で会社の派遣社員と付き合い始める。 それぞれが家族に言えない思いを抱えているが、この家族が特別という訳ではないのだろう。
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やくわり…母として家族にどう関わるべきか、そんな真面目なところが健気。 復讐…振られた時、男は引きずることが多いらしいが、確かに男は頭の切り替えが下手くそ。 神様…神様は復讐のために付き合った。大切な心を守れて良かった。この真面目さは母譲りなのかな。 まにあう…父譲りの女癖の悪さ...
やくわり…母として家族にどう関わるべきか、そんな真面目なところが健気。 復讐…振られた時、男は引きずることが多いらしいが、確かに男は頭の切り替えが下手くそ。 神様…神様は復讐のために付き合った。大切な心を守れて良かった。この真面目さは母譲りなのかな。 まにあう…父譲りの女癖の悪さ。不倫をする理由やらきっかけとか、ハーゲンダッツで罪滅ぼしとか、不倫相手の女に二股掛けられるとか、とんだ糞野郎だ。 こぼれる…評価はこの章。もう一度お母さん。今まで信じていた人に裏切られる苦しみが巧みに書かれていた。 きのうの家族…きのうに区切りをつけてすっきりという感じではないけど、もやもや引きずりながらも一歩前へ。
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現役主婦の書いた家族小説。一番わかっているつもりでいた相手(家族)の知らない一面を知ってしまったとき、自分だったらどんな気持ちになるのだろうと考えながら読みました。家族だけど一人ひとりの人間でもある。家族の心のすれ違いと、つながりを感じることのできる一冊。
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(何かの引用です)夫の両親に息子と娘、みんなで囲む朝ごはん。この日々こそが「幸せ」だと思ってた――のは、私だけ!? 息子の受験失敗をきっかけに、理想の家庭像がゆらぎはじめた主婦、真紀子。夫、子供たち、それぞれの秘めた思いが交錯する、のんきで不穏な家族小説。
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家族ってこうやって日々の賑やかさでお互いの背中をパンパンと叩き、前に進ませてくれる存在なんだと思う。 温かい食卓。くだらなくても何でも、それこそが家族の心に残り、引き留める場所なんだろう。
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読み終えてふりかえると事件いっぱいだったのに、 共感も盛り上がりもしなかったのはどうしてだろう。 はじめから終わりまで平らに感じた。
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わたしと同じR-18文学賞出身の三日月拓さんのデビュー作。 三日月さんの書く小説は、いつもなんだかぎょっとするぐらいへんてこなのですが、この作品はその「へんてこ」が後ろのほうに引いていて、ふとした瞬間、ひょっと顔を出す、その塩梅が、ものすごく「家族」なんです!! 絶妙!!
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家、家族について。 なんだかんだあってもやっぱり戻れる、戻りたい居場所なんだよね。そうでありたいね。当たり前だけれど大事にしたいなぁ、と思った。
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定年間際の夫の不倫と家族の話。 章によって書き手が変わる、今時多い手法と 他の小説ともかぶってしまう設定。 暖かい話ではあるものの、ありきたりな感じ
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