負げねっすよ、釜石 の商品レビュー
(2012/2/25) 釜石のラガーマンたちが津波とどう闘ったか。 船を沖に出す人、その体力で一人でも助けようとする人、奥さんの無事を知って涙する人。 3・11の地震、津波はラガーマンだろうがなんだろうが、容赦なく襲い掛かった。 しかし、そこから復興しようとする釜石の人々の心には...
(2012/2/25) 釜石のラガーマンたちが津波とどう闘ったか。 船を沖に出す人、その体力で一人でも助けようとする人、奥さんの無事を知って涙する人。 3・11の地震、津波はラガーマンだろうがなんだろうが、容赦なく襲い掛かった。 しかし、そこから復興しようとする釜石の人々の心には、ラグビーをよりどころにして燃えようとする気持ちがあった。 大漁旗、ふらいやを風になびかせる応援団がいた。 いいなあ、ラグビー。 起きてしまった地震、津波をうらんでも仕方ない。前を見ること、まさにラグビーの精神、前へ、の気持ちで復興を目指す人々。 素晴らしい。ラグビー。 釜石シーウェーブの名前をあえて変えない男たち。そう、海の波。それをのりこえようとする釜石の人々。 応援したい。 残念ながらトップリーグには届かなかったけれど、、、。4位。キャノンクボタ三菱重工に負けた。 これが昇格するようだとメディアも取り上げるんだけどなぁ。 昇格が決まって気持ちが入らず、昇格目指して必死の九州電力相手に大敗するキャノンがあがるようではなぁ、、。 ラグビーはこういうところも下手。 八百長とは言わないが、ドラマを作るならこういうところで盛り上げないと、、、。 「津波にあった釜石が復活!」なんてねぇ。 来年頑張ってもらいましょう!
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(2012.04.04読了)(2012.03.22借入) 【東日本大震災関連・その69】 釜石のラグビーチーム「釜石シーウェイブス」の関係者の方々を中心に据え、東日本大震災の被災状況、その後の復興状況を取材してまとめたものです。 新日鉄釜石のラグビーチームは、1978年度から19...
(2012.04.04読了)(2012.03.22借入) 【東日本大震災関連・その69】 釜石のラグビーチーム「釜石シーウェイブス」の関係者の方々を中心に据え、東日本大震災の被災状況、その後の復興状況を取材してまとめたものです。 新日鉄釜石のラグビーチームは、1978年度から1984年度まで、日本選手権7連覇を成し遂げました。「釜石シーウェイブス」は、2001年に新日鉄釜石ラグビー部の地域クラブ化により発足したラグビークラブです。 釜石の方々、釜石シーウェイブスのファンの方々にお勧めです。(僕は、新日鉄釜石ラグビー部のファンでした。) 【目次】 序章 津波に負けなかった大漁旗 第1章 ラグビーの街・釜石 第2章 鉄の街・釜石 第3章 魚の街・釜石 第4章 これから あとがき ●ビリーブ(55頁) 釜石シーウェイブスの今年のチームスローガンの一つが「ビリーブ」である。 「チームを信じて、自分のプレーを信じて、サポーターを信じて、明日を信じて、とにかく、あきらめず、ひたむきに、感動を覚えてもらえるようなプレーをしたい」 ●崎浜(122頁) 長く大きく揺れる地震は 津波の警報と心得 直ちに近くの高地へ避け 一時間位はその場を離れるな ●岩手県の漁獲(128頁) 全国の魚種別生産量に占める岩手県のそれを見ると、アワビと養殖ワカメ類が全国第一位のほか、サケ・マス類、ウニ類、養殖コンブ類が第二位、サンマ、養殖ホタテ、養殖カキ類(殻付き)がいずれも第4位となっている。 ●津波てんでんこ(144頁) 思いやりは大事だけど、自分も犠牲になるな。そして車で逃げるのは一番危険だな。車はどっかで必ず詰まってしまう。それより、自分の足で逃げる ☆関連図書(既読) 「三陸物語-被災地で生きる人びとの記録-」萩尾信也著、毎日新聞社、2011.09.30 「遺体-震災、津波の果てに-」石井光太著、新潮社、2011.10.25 (2012年4月4日・記)
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新日鉄釜石はあの当時関東に出ていた岩手県人にとって誇りでした。今この本を読んでさらに誇りに思います。ふらい旗ふって、「めさ、進むべ!」です(^^)
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