ユリイカ 詩と批評(2011年11月臨時増刊号) の商品レビュー
作品があまりに面白かったので勢いで購入。全く基礎知識がないので、脚本家の対談と解説がストーリーが生まれた背景を理解する助けになりました。また、映像の解説で細かくカットが説明されているのも、非常に興味深く読みました。
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【友‐愛を超えて】 この世でひとつだけの、かけがえのない絆 / 悠木碧×斎藤千和 [司会・構成=上田麻由子] 【『まどか☆マギカ』 へ至る道】】 この世界に希望がある理由 / 虚淵玄×田中ロミオ [司会・構成=村上裕一] 【カラー口絵】 ~わたしたちの魔法少女 トリビュート・イラ...
【友‐愛を超えて】 この世でひとつだけの、かけがえのない絆 / 悠木碧×斎藤千和 [司会・構成=上田麻由子] 【『まどか☆マギカ』 へ至る道】】 この世界に希望がある理由 / 虚淵玄×田中ロミオ [司会・構成=村上裕一] 【カラー口絵】 ~わたしたちの魔法少女 トリビュート・イラストギャラリー~ 志村貴子 今日マチ子 吾妻ひでお 尾崎智美 篠房六郎 西島大介 道満晴明 前田浩孝 【『魔法少女まどか☆マギカ』 全話解説】 中田健太郎 【まどかとは何か?】 まどか☆エチカ、あるいはキャラの倫理 / 斎藤環 少女たちの祈り 崇高さの起源について / 村上裕一 【虚淵玄という男】 eternal return 虚淵玄論 / 飯田一史 【新しい映像原理のために】 螺旋の理に導かれて / 中田健太郎×長岡司英 【美術のフレームから見る 『まどか☆マギカ』】 魔法少女たちの舞台装置 / 石岡良治 【魔法少女の可能性】 更新される 「魔法少女もの」 アニメ史における 『まどか☆マギカ』 / 小川びい×泉信行 魔法少女と緋牡丹博徒 / 石田美紀 【音楽という魔法】 ClariS が触れたセカイと現実、梶浦由記が包んだ情景 『まどか☆マギカ』 の音楽 / 冨田明宏 【『まどか☆マギカ』 の時代と未来】 メディアにおける/としての『魔法少女まどか☆マギカ』 オタク/サブカルの終わりと一〇年代 / さやわか×ばるぼら 2011年版オタク vs サブカル大戦争 『魔法少女まどか☆マギカ』 が 『SWITCH』 の表紙になるまで / 加野瀬未友 【資料】 魔法少女まどか☆マギカ事典 / 飯田一史 『魔法少女まどか☆マギカ』 キャスト・スタッフリスト
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論考は実に大したことがないのだけど、虚淵玄×田中ロミオの対談、それから悠木碧と斎藤千和の対談が非常によかった。トリビュートイラストも、志村貴子と道満晴明のものが光っている。 もう一つ注目すべきものは、長岡・中田対談。これは味わい深く、並ぶものを聞いたことがない(まどか☆マギカにつ...
論考は実に大したことがないのだけど、虚淵玄×田中ロミオの対談、それから悠木碧と斎藤千和の対談が非常によかった。トリビュートイラストも、志村貴子と道満晴明のものが光っている。 もう一つ注目すべきものは、長岡・中田対談。これは味わい深く、並ぶものを聞いたことがない(まどか☆マギカについてだけでなく、アニメに関する言説全体で類がないと思う)。アニメ映像論、視点論、ストーリーやキャラクターとの相互作用……目から鱗が落ちるとはこのことだ。
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田中ロミオ×虚淵玄の対談が読めるということで購入した本書であったが、内容盛りだくさんで素晴らしかった。ビジュアルノベルの批評で有名な村上裕一も登場し、本業のシナリオライターとアニメ脚本の違いを掘り下げていく。 まどか☆マギカに込められたメッセージ、舞台裏、サブカル等々ふんだんに盛...
田中ロミオ×虚淵玄の対談が読めるということで購入した本書であったが、内容盛りだくさんで素晴らしかった。ビジュアルノベルの批評で有名な村上裕一も登場し、本業のシナリオライターとアニメ脚本の違いを掘り下げていく。 まどか☆マギカに込められたメッセージ、舞台裏、サブカル等々ふんだんに盛り込まれており、好きな人には必読の一冊である。
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悠木碧と斉藤千和の対談がすべて。この対談を読むためだけに買ったといっても過言ではない。超当事者の2人がこれだけ鋭い考察ができるとなると、周囲の人間が盛り上げようと練り上げた机上の空論が並ぶ批評の数々が実に虚しいピエロだ。
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声優、悠木碧と斉藤千和の対談が興味深かった。シナリオを想像以上に読み込み、深く考えていて少し感動した。しかしアニメの批評って、何故ここまで面白くないのだろう。ラカンや浅田彰(笑)を引き合いに出せば作品の理解が深まるとでも言うのか。
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魔法少女、という観点から見たジェンダー論・哲学・ヒーロー論・・・口絵もよかった。色々な切り口で語られるまどマギは、やはり問題作だったのだろう。
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聖典と呼ばれるべきアニメはいくつかあって まどマギもまちがいなくそのひとつだ 留意しなければならないことがある 聖典は信仰の叩き台であると同時に支配の道具でもあった オタクとサブカルの確執を書いてるあたりはそういう意味で興味深い
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関係者の話は面白かった。 Clarisは本当に中学生だったのかぁ(これだけで決めつけていいものか微妙なところだけれども)。 後、悠木蒼から出てくる語彙にちょっとビックリした。自分ならこういう言葉は思いつかないだろうなとい言葉がいろいろ。まあ、自分に語彙力がないだけだとは思うのだけ...
関係者の話は面白かった。 Clarisは本当に中学生だったのかぁ(これだけで決めつけていいものか微妙なところだけれども)。 後、悠木蒼から出てくる語彙にちょっとビックリした。自分ならこういう言葉は思いつかないだろうなとい言葉がいろいろ。まあ、自分に語彙力がないだけだとは思うのだけれども。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
文藝誌でアニメが特集されるなんて滅多にないので読んでみたくなった。映画化も決定し勢いはまだまだ続きそう。 まどマギの魅力はキャラ、ストーリー、世界観、音楽など一言では語れないけれどこの本ではそれらを批評家達が独自に分析しているのが主な内容。しかし正直そこまで考える必要があるのか、深読みし過ぎじゃないのかと感じるものも。心理学で分析したり過去の魔法少女モノと比較したりは余り意味があるとは思えなかった。一番興味を引かれたのは脚本の虚淵玄についてでほぼ全てのコラムで名前が出てきて、本人の対談も収録されている。この人のことは全く知らなかったから経歴にかなり驚いた。まどマギを語ろうとすればまずは虚淵玄からってなるのかな。梶浦由記の音楽についてもっと解説してほしかった。
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