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“脱・恋愛"論 の商品レビュー

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2014/04/12

恋愛論があった上で、恋愛を乗り越えていく生き方を模索した一冊。 著者自身が結婚・離婚を経験したみたいなので、その辺がベースになってると思われる。

Posted byブクログ

2014/01/28

 新入生の入門ゼミのネタ本候補です。前年の履修者から,ネタ本にするなら恋愛やSNSなどもっと身近な話題のものの方がよいという感想をもらっていたので,これを選びました。値段,とっつきやすさ,(彼らにとっての)話題の身近さ,ディスカッションのしやすさ(たぶん)という点から考えて,期待...

 新入生の入門ゼミのネタ本候補です。前年の履修者から,ネタ本にするなら恋愛やSNSなどもっと身近な話題のものの方がよいという感想をもらっていたので,これを選びました。値段,とっつきやすさ,(彼らにとっての)話題の身近さ,ディスカッションのしやすさ(たぶん)という点から考えて,期待以上によいように思いました。

Posted byブクログ

2013/01/18

結婚よりも恋愛じゃんっていう世の中やけど、恋愛っていうよりもそもそも「他者とのつながりを大切にしようぜ」っていう内容。ザッパに言うと。 最初の2章あたりはタイトル通り、恋愛についての話で興味深かったがだが、だんだん説法になってるな(笑)と思いました。 この人の分析している方法とか...

結婚よりも恋愛じゃんっていう世の中やけど、恋愛っていうよりもそもそも「他者とのつながりを大切にしようぜ」っていう内容。ザッパに言うと。 最初の2章あたりはタイトル通り、恋愛についての話で興味深かったがだが、だんだん説法になってるな(笑)と思いました。 この人の分析している方法とか対象にはかなり関心がむいたが、最後まとめているところであれ?ってなりました。まあ、たぶん結果はあんま興味無いというか後付けなのかな。 社会学って、自分も社会に属しており実践に関わってくるというところが特徴的なんだなと改めて感じました。

Posted byブクログ

2012/08/11

文献の小説が面白そう。 「整形美女」「偽りのヒッチハイク」辺りは読んでみたい。 「他者への無関心」という技術 には納得。

Posted byブクログ

2011/11/20

 「純愛」や「モテること」など恋愛において良いことだとされている側面を批判的に検討。大切なのは他者という存在がもたらす自分への精神的な影響に敏感になることであり、そのためには身体感覚やコミュニケーションが重要だと主張している。 『〈脱・恋愛〉論』「第1章『純愛』は怖い?」  「...

 「純愛」や「モテること」など恋愛において良いことだとされている側面を批判的に検討。大切なのは他者という存在がもたらす自分への精神的な影響に敏感になることであり、そのためには身体感覚やコミュニケーションが重要だと主張している。 『〈脱・恋愛〉論』「第1章『純愛』は怖い?」  「たえず変化し成長していく人は、たとえある時点で自分のすべてを相手に見せても、その後もどんどん変わっていくので、新しい秘密、新しい魅力がつけ加わり、尽きることがない。(略)いつ会っても新鮮で、新しい発見があるから飽きることがない」 『〈脱・恋愛〉論』「第2章『モテ』で自分を見失う?」  「二者関係では相手をより必要としている方が立場は弱い。したがって恋愛で優位に立とうと思うなら、相手から愛されても、自分の方からの愛情表現は差し控える方がよい。相手からより必要とされた者勝ちである」  「モテない系女子は自分の基準を大切にしている。世間一般の好みに合わせるのではなく、自分の好み、自分の価値観、自分の判断基準、自分の趣味、これらを生活の基本に据えている。その結果(略)『モテないオーラ』が出てしまう」  「モテ系の女の子はどんな男子に好かれてもすべて『モテ』にカウントできるが、モテない系は自分の好きなタイプ以外からいくら好かれても『モテている』と思わず、かえって迷惑だと思ったり、悩んだりしてしまう」  「モテる/モテないを分かつのは、外見や中身が具体的にどうか、ではなく、要は世間一般の好み、基準に自分を合わせられるか、それとも自分の好み、基準で振る舞ってしまうか」  第3章以降も「ゲームとしての恋愛」や「経済力目当てで結婚すること」についての検討がなされており非常に面白かった。

Posted byブクログ