君は世界を支配する の商品レビュー

尾久山ゆうか【著】

2012/04/26

ファンタジーかと思ったらSF設定だった。大災害後に世界統一政府の初代帝王を決めるために各国のプリンスを集めた孤島の歪みに、主人公は耐えられるんだろうか。

2012/04/11

2012年4月10日読了

カイザー養成学園という、明らかに美男子わんさかいそうなフレーズに惑わされてみたものの、いざ読んでみると意外にもしっかりした話でびっくりした。
設定もぶっとんでいるような雰囲気があるけど、かなり現実的。世界情勢が皇嗣たちの勝負によって左右されるというのは面白い。

雷電は特殊な生い立ちを持ち、突然カナリヤに送り込まれたわけだけど、逞しいことこの上ない。俺様かと思いきや、人の機微に聡い、とてもいい子なのでした。オルテンシアとのやりとりは切なかった…。
今回は雷電がカナリヤで自身の価値と目的を見いだすまでのお話。おかげで登場人物が多い！個人的には七葉を一人ずつ紹介してほしかったなあ(´Д｀) 勿論、アルクスも魅力的だけど、得体が知れなさすぎる!!

雷電がこれからどうなるのか楽しみである（｀Δ´）

2011/12/02

内容の前に文章がどうも気になって不快だった。

割りと格調高そうな文章なのに、ここで「つっこみ」って単語の選択は変じゃないか？というような違和感を覚えるような文が多かった。ウソっぽい設定も、もっと軽い文体なら流せると思うんだが、こういう硬い文章だとどうも引っかかってしまう。

といった細かい不快感を我慢しながら読んでいたら、中盤以降はなかなか面白かったのだが、続いてるんだか終わってるんだか中途半端な所で終わってしまった。

2012/01/05

世界を『平和』に統一するために作られた『学園』に集められた
各国の皇嗣達。
けれど一歩中へ入れば、そこは言われていた所と程遠い場所。

まぁ世界の中から更なる統治者を選ぼう、というのはともかくとして
基本己の国を優位に立たせたいものです。
とはいえ、後でどうなるか分からない人間に全てをゆだねるのも…。
とりあえず、ほとんどの人間が黒いです、腹がｗ

ある意味王道のように話が進んでいくのが分かりやすいです。
最終的にどうなるかはともかくとして、展開が何となくは分かる、程度ですが。
これ一冊で終わりかと思ったら、続きがある模様。
という事は、天下統一（？）まで頑張るのでしょうか？