眼鏡屋は消えた の商品レビュー
学園で起きた事件を推理で解いていく感じ。 説明が長かったなぁ… そしてなんとなくオチがわかってしまった。。。
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記憶喪失と言う使い古された感もある舞台装置だけに余程のアイデアがあるに違いないと期待して読んだのだが、結末も予想の範疇で残念。こちらの予想を一度捨てさせて、やっぱりそっちでしたと言うような展開もあまり好みでなかった。ただ探偵役のキャラクターが作品全体の雰囲気そのままでよくできてい...
記憶喪失と言う使い古された感もある舞台装置だけに余程のアイデアがあるに違いないと期待して読んだのだが、結末も予想の範疇で残念。こちらの予想を一度捨てさせて、やっぱりそっちでしたと言うような展開もあまり好みでなかった。ただ探偵役のキャラクターが作品全体の雰囲気そのままでよくできていた。その点だけは評価。
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鮎川哲也賞だけど、、 話が冗長過ぎる。無理に学園ドラマを醸し出そうとして余計な表現が 絶えずうっとおしい。内容自体は悪くないので、 本冊子の半分以下のページでシェイプアップしてもらえれば。
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- ネタバレ
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限りなく二つ星に近い三ツ星ってところ。 おもしろくない、とまではいかないんだけど、 おもしろい、ということもできかねる。 まず語りの主人公の藤野さんの口調が・・・。 うーん、なんだろ、なんか違和感?? いや、作中一貫してそうだったから、設定として問題はないんだけど、 なんか、どーも、なんだろうこの人的な感じが抜けきらず、 感情移入もできず。 実年齢とは違う精神で語ってるわけなのだが、異様にテンションが高いとゆーか、なんかすごい早口でしゃべってる感じ? 本当に親友だったのか?と思ったり。 でもまあ途中で読めなくなるほどでもなく、一応最後まで 読みとおせたんだが、 最後の最後の筑紫先生の豹変ぶりにこれまたなんか違和感? まあ、そーゆーとこにもっていくのか、と納得はしたんだけど、 なんかおはなしとしてはあまり読後感のよい結末ではないかな。 うまくまとめてきたなーって感じはするんだけど。 で、結局親友を殺してしまったのは自分だった。とゆーのはまあ予想の範囲内で、逆に予想通りなところがなんか残念とゆーか、なんとゆーか。 うーん、なんか消化不良気味だ。
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赤川次郎のような女性主人公の語り口、後ろから頭を殴られた事で8年間の記憶を失う主人公、ニヒルなイケメン探偵、と設定は面白そうなのに、全く活かされていない感じ。オチも想定範囲内。現在、学生時代、さらに過去と話を広げ過ぎる。謎解きの部分での探偵が垣間見せた酷薄さをもっと語れせた方が面...
赤川次郎のような女性主人公の語り口、後ろから頭を殴られた事で8年間の記憶を失う主人公、ニヒルなイケメン探偵、と設定は面白そうなのに、全く活かされていない感じ。オチも想定範囲内。現在、学生時代、さらに過去と話を広げ過ぎる。謎解きの部分での探偵が垣間見せた酷薄さをもっと語れせた方が面白かった。
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見事に期待外れでした。 設定は面白いけど、謎を追っていく過程が回りくどくて挫折しそうになりました。 同じような仮説の検証がああでもない、こうでもない、と続くのにはうんざりします。 主人公や探偵にも好感が持てず、オチも微妙。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2011年「第21回鮎川哲也賞受賞作品」とのこと。 学園ミステリーものなのだが、劇中劇とも言える文化祭上演予定劇『眼鏡屋は消えた』を巡って引き起こされた殺人事件の謎が、主人公の記憶喪失をきっかけによみがえる、、、 わざとなんだろうが、主人公役のヒロインや探偵役イケメンの性格設定が難点。これでは読み手の共感を得るのは難しかろう。ミステリーとしても、一方的な推論に基づく解決で、上出来とは言いかねる。そのあたり、巻末の鮎川賞選考委員たちの言葉にも表れているのだけれど、、、これを強力に推挙した人(一人だけいるのだが)の気が知れない。 300ページを越える分厚いこの作品を読み進めるは、実に難儀だった。
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記憶障害になった主人公が、イケメン探偵と友人の自殺の真相を解明していく小説。 注目の本、雑誌紹介で興味を持ち購入。 推理小説として大変面白かったが、パズルのピースのように、全ての場面で当てはめれば、全貌が大方見えてしまって少し残念。途中から確認しながらの読み方に代わった。 犯...
記憶障害になった主人公が、イケメン探偵と友人の自殺の真相を解明していく小説。 注目の本、雑誌紹介で興味を持ち購入。 推理小説として大変面白かったが、パズルのピースのように、全ての場面で当てはめれば、全貌が大方見えてしまって少し残念。途中から確認しながらの読み方に代わった。 犯人がある程度目星がつき、まさにその通りにきてしまった。 それでも記憶を取り戻しながら、真相にたどり着くという発想はとてもいかしたものだ。観点が少しズレているが推理小説の王道にのっとっているため自然に物語に集中できた。 ラストはもう少し書き足してもいいんじゃないかと思えた。 それでも今後の作品が楽しみな作家の一人です。
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ライトノベルのノリのミステリー。その軽さが逆に魅力で、イケメン探偵もがんばっているが、犯人があまりにもすぐに分かってしまうのが残念!
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