平家物語(文庫版)(1) の商品レビュー

佐久間智代(著者)

2023/03/24

平家の公達、敦盛と知章を中心にしたエピソードコミックです。平家の栄華と滅亡は、数々のドラマを含みますが、その時生きていたすべての人を巻き込んだ平安時代そのものの滅亡だったように思います。

2011/11/06

表紙を見て、きゃー敦盛！ と買ってしまった。。。コミックス、全巻持ってるのに。。。(￣ー￣)コミックスは角川だったと記憶していますが、集英社からなんですね。。。ああ、来年、大河が清盛だからかー。と納得。女子高生のようなノリの敦盛と知章が、可愛らしいやら、その後の運命が痛々しいやら。ああ、この子達高校生の年の子が戦争に参加してたんだと思うと、やり切れない。。。

2011/10/25

敦盛を描いた「月の船 星の林」の幻想的な世界がよかった。敦盛は確かに少女漫画的には格好の人物であるが、笛をめぐる悶々とした想いや憂いが、まるでかぐや姫のような敦盛のイメージと重なる。熊谷のエピソードとそう絡めてくるか...と、原作の平家物語を知るものにとっては涙を誘う物語。少女漫画として楽しめる作品。