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草原の風(上) の商品レビュー

4.1

19件のお客様レビュー

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2012/01/30

後漢王朝を樹立した光武帝劉秀の物語です。いつものことながら、宮城谷先生の小説に一瞬で入り込めるので、今回も読んだ瞬間からどっぷり。前漢を乗っ取った王莽〜後漢までの歴史はあまり詳しくなかったから、即wikiってしまったし。。。 なるほど〜劉秀はこんな人かと前学習をして読むとさらに...

後漢王朝を樹立した光武帝劉秀の物語です。いつものことながら、宮城谷先生の小説に一瞬で入り込めるので、今回も読んだ瞬間からどっぷり。前漢を乗っ取った王莽〜後漢までの歴史はあまり詳しくなかったから、即wikiってしまったし。。。 なるほど〜劉秀はこんな人かと前学習をして読むとさらに面白いですね。おっ、劉玄がでてきた!とか、兄貴なんか正確悪そう。とか。。。 上巻なのでまだまだ物語は序盤ですが、中、下と行くにつれて、どんどん面白くなって行くことでしょう。 楽しみ★

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2012/01/28

中国の昔の物語。史実に沿って描かれてるようだけど、名前とか関係性とか覚えられなくて(^▽^;) がんばって中巻にいきたいと思います。

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2012/01/13

後漢の初代皇帝・劉秀(光武帝)が革命に参加するまでが主体。 上巻では劉秀の人柄を描くことに主眼が置かれているため、派手な展開は全くありませんでした。 ただラストは風雲の中に飛び込んでいく設定なので中巻からは、いよいよ群雄割拠する中から、如何にして劉秀が活躍していくのかが楽しみです...

後漢の初代皇帝・劉秀(光武帝)が革命に参加するまでが主体。 上巻では劉秀の人柄を描くことに主眼が置かれているため、派手な展開は全くありませんでした。 ただラストは風雲の中に飛び込んでいく設定なので中巻からは、いよいよ群雄割拠する中から、如何にして劉秀が活躍していくのかが楽しみです。

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2012/01/02

王莽に奪われた王朝を劉氏の手に取り戻し、後漢王朝を拓いた劉秀(光武帝)。本書は、その劉秀を主人公とした歴史小説。読売新聞に連載された。上巻では劉秀の若き日から挙兵の直前までが描かれる。始皇帝、項羽と劉邦、三国志の英雄たちなどと比べると、あまり題材としては取り上げられない時代と人物...

王莽に奪われた王朝を劉氏の手に取り戻し、後漢王朝を拓いた劉秀(光武帝)。本書は、その劉秀を主人公とした歴史小説。読売新聞に連載された。上巻では劉秀の若き日から挙兵の直前までが描かれる。始皇帝、項羽と劉邦、三国志の英雄たちなどと比べると、あまり題材としては取り上げられない時代と人物たちだが、本書はとにかく面白い。劉秀の誠実な人柄に加え、随所に故事も散りばめられており、物語としての愉しみだけでなく、人生や仕事のヒントも豊富な作品。

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2012/01/01

いつもながら宮城谷さんの本が出版されると買ってしまいます。今回の主人公は後漢を再興(と言うより漢を再興)した劉秀の一生を語る。民衆の支持を得るには徳が無ければならない。相手をなぎ倒して天子になるのではなく、敵を味方に付けるほどの人徳が乱世を制した事例であろう。

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2011/12/19

後漢を興した劉秀・光武帝~劉秀は南陽の劉欽の三男で二十歳であるが,父が亡くなって家計が傾き,叔父の良に預けられた。兄の劉繹は常安と改めた長安に留学して帰郷し家産を盛り返したが,今更実家に帰れず,常安に留学して官途に就くのが一番だと,叔父も考えている。宗家にあたる劉嘉の推挙を得て出...

後漢を興した劉秀・光武帝~劉秀は南陽の劉欽の三男で二十歳であるが,父が亡くなって家計が傾き,叔父の良に預けられた。兄の劉繹は常安と改めた長安に留学して帰郷し家産を盛り返したが,今更実家に帰れず,常安に留学して官途に就くのが一番だと,叔父も考えている。宗家にあたる劉嘉の推挙を得て出掛ける前に,新家の陰氏の家に招かれ,富豪の未亡人は娘の麗花の夫となる人物を捜していると後で聞く。常安では経書を学ぶが,学者の助手をしている韓子は学費を補うために,一時帰郷し陰家で講義した謝礼を運送業に投資して,学費の足しにすることを勧める。鄧禹・彊華と知り合い,舂陵の宗家・劉祉から家と田を分けて貰い,他が冷害・旱で不作になっても,彼が手を掛けた田は実りをもたらす。朱祐には薬の製法を教えて学費を蓄える方法を伝授する。勉学を終えて舂陵で農作に励んでいるが,徐州の呂母の乱は一端治まって後に赤眉の乱となり各地に反王莽の賊が跋扈し,凶作が更に反乱勢力を拡大させている。宛で米を売っていた劉秀は豪族の李進から挙兵に誘われ,兄・劉繹と義兄・鄧晨は乗り気であり,劉秀も決断せざるを得なくなった~劉秀は傍系の傍系。農事に明るいので衆の信任を得た

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2011/12/07

この人の文章には独特の香気があると思う。三国志はもともと嫌いなので挫折してしまったが、この作品は先が楽しみ。光武帝を扱った作品は他者のものも読んだが、やはりこの作者で読みたい。

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2011/12/06

上巻、読み終わってます!! 光武帝の小説が読めてうれしいな~~vv まだまだ光武帝になっていないんですが、 劉秀が、青年時代どんなだったか 分かってうれしいvv どんどん感情移入しちゃう。

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2011/10/10

宮城谷昌光の新作である。 中国の後漢を起こした光武帝の半生を描く。 とにかく面白い。 この新作が連載されるのは知っていた。いつ単行本化されるか待ち遠しかった。やっと、本が手に取れて、一気に読了した。

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