スエズ運河を消せ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
このタイトルでスエズ運河を消してからの方が長いとは思わなかった。特に思い入れの無かったマジックギャングの面々に愛嬌が出てきた頃にフランクが死んで呆然となった。
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近代の戦争は、国家と国家の総力戦と言われるが、マジシャンの能力(才能等)を有効活用する戦争があった、ということに、驚きあり。あの有名な砂漠での戦いの裏側にあった、もう一つの戦い。敵の裏をかくというか、相手を翻弄するというか、謀略戦の全体像は、なんとも凄いモノがあります。生真面目だ...
近代の戦争は、国家と国家の総力戦と言われるが、マジシャンの能力(才能等)を有効活用する戦争があった、ということに、驚きあり。あの有名な砂漠での戦いの裏側にあった、もう一つの戦い。敵の裏をかくというか、相手を翻弄するというか、謀略戦の全体像は、なんとも凄いモノがあります。生真面目だった、戦前の帝国陸軍に、マジシャンの才能を、戦場で活用するという大胆なアイデア(度量等)は、流石になかったかな。(残念)
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マジックの技を存分に戦場で発揮したマジシャンがいた。英国のマジシャン、ジャスパー・マスケリンはマジックギャングというチームを率いて、アレキサンドリア港を異動させたり、スエズ運河を消したり、戦車や部隊を出現させたり、マジックのテクニックを使って大規模なカモフラージュ作戦を実行した。...
マジックの技を存分に戦場で発揮したマジシャンがいた。英国のマジシャン、ジャスパー・マスケリンはマジックギャングというチームを率いて、アレキサンドリア港を異動させたり、スエズ運河を消したり、戦車や部隊を出現させたり、マジックのテクニックを使って大規模なカモフラージュ作戦を実行した。小説よりも面白い。厚い本をどんどん読ませてしまう。史実によっては懐疑的なところもあるようだが、とにかく本は面白かった。
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本を見たときにその分厚さにたじろいでしまったが(最終が566ページ)、読み始めるとすぐにに引き込まれてしまった。 第二次世界大戦の北アフリカ戦線における、ジャスパー・マスケリン率いる「マジック・ギャング」の活躍が、まるで映画やドラマを見ているように展開されていく。 「マジックを戦...
本を見たときにその分厚さにたじろいでしまったが(最終が566ページ)、読み始めるとすぐにに引き込まれてしまった。 第二次世界大戦の北アフリカ戦線における、ジャスパー・マスケリン率いる「マジック・ギャング」の活躍が、まるで映画やドラマを見ているように展開されていく。 「マジックを戦争に利用するって?ハァ?」と思っていたのも、すぐにジャスパーの虜に。 訳者あとがきによると、トム・クルーズが映画化権を取得して、映画化されるらしいというので、ネットで調べたところ、どうやら2015年末には、カンバーバッチ主演ということが決まったようだ。 カンバーバッチは納得のキャスティングである。
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戦場でも日常でもマジックの描写が活き活きとして読んでてまさに魔法にかけられるよう。一方で淡々と続く任務、辛い戦場の日々は苦い。これもやはり戦線を追った「戦記」だった。
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内容は第2次世界大戦下の北アフリカ戦線で、武力や作戦で圧倒的に優勢だったドイツ軍に対し、その劣勢なイギリス軍情勢を次々と打開していった立役者であるイギリス人有名マジシャンを主人公として、主人公とその仲間で結成したマジック・ギャングの面々が、いろいろな偽装(トリック)を駆使して、最...
内容は第2次世界大戦下の北アフリカ戦線で、武力や作戦で圧倒的に優勢だったドイツ軍に対し、その劣勢なイギリス軍情勢を次々と打開していった立役者であるイギリス人有名マジシャンを主人公として、主人公とその仲間で結成したマジック・ギャングの面々が、いろいろな偽装(トリック)を駆使して、最終的にドイツ軍を打ち破るという話です。 マジックでのトリックを戦場に持ち込んで、敵を撹乱させる様は、もちろんそのアイデアを生み出した主人公の功績は大きいものの、それを支えた仲間達の力も大きく、またその個々の才能を見出し、1つのチームとしてまとめあげた主人公の才には感服しました。 ノンフィクションの話なので、実際、第2次世界大戦でこのような偽装作戦が使われていたのだというのにも驚きましたね。 読み終えて、これを映画化したら面白いのではないか?と思っていたところ、巻末の解説を読んでいてトム・クルーズがこの本の映画化の版権を購入していたとは驚きました。映画化されたら観に行きたいと思います。
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戦争にマジシャンの能力をフル活用するという実録・戦争の狂気シリーズ。面白かったんだけど、実は読み終わらなかった。
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奇術師ジャスパー・マスケリンが第二次大戦中に繰り広げた撹乱工作のお話。奇術で戦争というとロベール・ウーダンを思い起こさせるが、マスケリンは部隊を率いて組織で大規模な工作をしかける。面白い。
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WW2の北アフリカ戦線で、マジックの魅せ方を応用してドイツを相手に戦ったマジシャンの話。マジシャンは物理の法則に奇天烈な発想を加えてマジックとする事が多々あるが、この本の内容もその類に漏れない。一般的に実験しても出来そうな事もあるので、学校の理科の実験でやってみると学生も楽しめる...
WW2の北アフリカ戦線で、マジックの魅せ方を応用してドイツを相手に戦ったマジシャンの話。マジシャンは物理の法則に奇天烈な発想を加えてマジックとする事が多々あるが、この本の内容もその類に漏れない。一般的に実験しても出来そうな事もあるので、学校の理科の実験でやってみると学生も楽しめる気がする。
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ちょっと出来すぎ感のあるフィクションのようなノンフィクション。北アフリカ戦線はネタの宝庫だと思った。
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