書行無常 の商品レビュー
ドギツさを狙った表現が並ぶ。週刊誌の連載だから致したかたないのだろうが、残念。 物事を掘り下げているようで、そう見せようと強張っている。「メメント・モリ」で得た周囲から担ぎ上げになんとか応え続けようとしている痛々しさを感じる。
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震災前の写真と書はなんというか、奇をてらった感が強くてあまり好きではない。 震災の書や写真もともすれば同じように感じなくもないが、著者の書により少しでも心癒えた方がいたのであれば、震災直後の行動力に敬意を表したい。 震災は神様の仕業。血も涙もない神様野郎。悲しいが、まさにその...
震災前の写真と書はなんというか、奇をてらった感が強くてあまり好きではない。 震災の書や写真もともすれば同じように感じなくもないが、著者の書により少しでも心癒えた方がいたのであれば、震災直後の行動力に敬意を表したい。 震災は神様の仕業。血も涙もない神様野郎。悲しいが、まさにその通りだと思う。 異常気象も、新型コロナもきっと神様の仕業。人間に対する警告。争いばかりで地球を破壊し続ける人間への警告。適応できなければ、黙って滅びるのみ。
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藤原新也自体は、灰汁が強いので、そんなに好きではないというか、好き嫌いというよりかは、苦手、という分野に相当する人なんだけど、思ったよりも、よかったな。でも、出で立ちはそんなに好きな方じゃない。(13/5/2)
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骨太な写真集である。そして主張の強い言葉としての書。 「一燈照隅万燈照界」かなりずんとくる写真である。文字は書となることで、そして写真と組み合わされることでより強くこちらに迫ってくる。 「書」が最終的な表現方法ではなく、それを書くこと、掲げること、写真をとることまでが一体となった...
骨太な写真集である。そして主張の強い言葉としての書。 「一燈照隅万燈照界」かなりずんとくる写真である。文字は書となることで、そして写真と組み合わされることでより強くこちらに迫ってくる。 「書」が最終的な表現方法ではなく、それを書くこと、掲げること、写真をとることまでが一体となった表現芸術であることは新鮮だ。 「死ぬな生きろ」など、写真作品としての質もさることながら、震災被災地で桜が悲しいほど美しく、それだけ被災地の状況を物語る。写真も、書も雄弁だ。
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長野の帝王にも会いにいくし、東北の被災地にもいく。写真に書を。見たものに言葉がつくと説得力があります。とどめようという強い意思を感じます。
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