残される者たちへ の商品レビュー
ミステリーのようにスタートし、途中からファンタジーに変化し、最後はSFみたいになる。初に提示された謎が、とんでもない理由に落ち込んで行くのでミステリーを期待した人からは、結構きつい評価をされてますね。私は元々SF好きですから、拒否感は感じませんでした。もっとも最後のシーン、主人公...
ミステリーのようにスタートし、途中からファンタジーに変化し、最後はSFみたいになる。初に提示された謎が、とんでもない理由に落ち込んで行くのでミステリーを期待した人からは、結構きつい評価をされてますね。私は元々SF好きですから、拒否感は感じませんでした。もっとも最後のシーン、主人公二人を間一髪で友人が救う所は、ちょっとB級SF映画っぽくて頂けませんが。 登場する人物、特に女性陣が魅力的です。主人公の幼馴染の精神科の女医さん、事故で母親を亡くした女子中学生、ステレオタイプと言えなくもないのですが、なんだか素直で前向きで可愛らしい。 好みがあるのでお勧めしませんが、私は好きでした。
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最初の方で同窓会が登場したのでお得意のタイプと思いきや、意外な方向に話が進んでビックリ。 でも、すんなり受け入れて読むことができました。 ちょっと不思議で、懐かしくて、すごくいい作品だと思います、
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うーん 最初はぐいぐい引き込まれたけど 「彼ら」が解ってくるとあんまり。。。 そこへ届くのは~の方が好きかなあ。 小路さんがこういうの好きなのはわかるし、 温かい作品はいいと思うんだけど もうちょっと大人びたの書いてみてほしいなあ。。
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内容全体はほっこりするSF というところか、と思います。プロローグからしばらくは読みやすかったのですが、どうしてもイメージしにくい部分もあり個人的な感想で★3つです。 他にもいい感じの作品がたくさんあるようなので、またチャレンジしようと思っています。
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ノスタルジックで、ファンタジーな小説。 大人向けではないな。表紙も子供向けのようだし。 主人公(?)の記憶が欠けてる、なんて所は恩田陸が書いたら背すじがゾッとする文章になるんだろうけど 小路さんが書くと、ホワホワしていてぼんやりとしか怖くない。 それはそれでこの作家らしさで良い...
ノスタルジックで、ファンタジーな小説。 大人向けではないな。表紙も子供向けのようだし。 主人公(?)の記憶が欠けてる、なんて所は恩田陸が書いたら背すじがゾッとする文章になるんだろうけど 小路さんが書くと、ホワホワしていてぼんやりとしか怖くない。 それはそれでこの作家らしさで良いんだけど。 初めの同窓会の辺りは凄く引き込まれたのだが、 途中からファンタジー一色になってしまって、私としては残念だった。 小路さんが、森絵都とか山本文緒みたいな大人向けの小説を書いたら面白いんじゃないかと思うんだけど、 本人がファンタジー書くのが好きなんでしょうね…
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デザイン事務所を経営する川方準一のもとに、方野葉小学校同窓会の通知が届いた。廃校になった方野葉小学校は、方野葉団地の敷地内にあった。 その会場で、準一は幹事の押田明人に声をかけられる。親しげに話しかける彼のことを、しかし準一は何も思い出せない。他のクラスメイトのことは覚えているの...
デザイン事務所を経営する川方準一のもとに、方野葉小学校同窓会の通知が届いた。廃校になった方野葉小学校は、方野葉団地の敷地内にあった。 その会場で、準一は幹事の押田明人に声をかけられる。親しげに話しかける彼のことを、しかし準一は何も思い出せない。他のクラスメイトのことは覚えているのに••••••。 幼なじみで精神科医の藤間未香によると、方野葉団地の女子中学生が、やはり記憶のねじれを実感しているという。 準一は記憶の改ざんが悪意ではなく、善意によって行われることもあることを知る。 他者を傷つけるより他者の痛みを気遣おうとする人々を描いた、団地の記憶の物語。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
映画やドラマなど映像化されそうな作品。 もう少し描写に力を入れてほしかった気も・・・ 全体的に言葉で定義できない、次元の違う存在を相手にしているせいか描写を放棄していると感じてしまう部分がちょこちょこ。そこがまた不思議な雰囲気を醸し出すのかもしれないがもう少し詳しく書いてほしかった。
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http://sgk.me/oMZNCi ミステリー、ファンタジー、SF、ホラー、青春小説、すべての要素を盛り込んだ団地エンターテイメント小説! 記憶のずれと団地の存在に関係があると見た準一と未香は、団地の探索に乗り出した。 二人はそこで、想像もしなかった“のこされるもの”に遭遇...
http://sgk.me/oMZNCi ミステリー、ファンタジー、SF、ホラー、青春小説、すべての要素を盛り込んだ団地エンターテイメント小説! 記憶のずれと団地の存在に関係があると見た準一と未香は、団地の探索に乗り出した。 二人はそこで、想像もしなかった“のこされるもの”に遭遇する…。
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ファンタジーのようなミステリーのような....団地を舞台に不思議な世界観が描かれている作品。小路さんの作品にはいつだって愛や優しさが詰まっている。結末も美しい。
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出張中に読んだ本。 謎は謎として、すごく魅力的だった。でも、最後のオチはこうせざる得ないんだろうけど、ちょっと消化不良かな。 でも、描かれている人間そのものは本当に魅力的で、本を読むステキな気分は間違いなく素晴らしいものだと感じます。
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