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好奇心ガール、いま97歳 の商品レビュー

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30件のお客様レビュー

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2021/05/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本初の女性報道写真家、笹本恒子さんの自伝的書。 現在のライフスタイルから、もはや個人の視点からの日本史の世界まで。プランドハプンスタンス的複線回収が楽しい。 情熱的で大胆で洒脱な、行動力溢れるお人柄に想いをはせ、終始ワクワク・時に涙しながら読むことができた。 備忘録 ・老人ホームはやめて自宅リフォーム。行けるところまで自力で。 ・1度情熱を傾けたものは、時を経て身を助けることがある。蓋をした情熱はいくつになっても取り戻しにいってもいい。例え還暦を過ぎていても。 ・どんなに苦しくても死んだらおしまい。生きていれば嬉しい日が迎えられる。 ・人も運も明るいところに集まる ・若い頃は「男にできて女にできない仕事はない」と肩肘張っていたが、今は働く女性たちに「男勝りになる必要はない」と言ってあげたい。仕事は男よりできてもいい。でもなにも男の真似をしなくてもいい。女は女として、男には見えない分野をやっていけばそれでいい。(せっかくだから個性を活かして、ということかな?) ・学ぶにも仕事するにも、年齢関係なし。 ・苦労が顔に出さない方が賢い。影で泣いても明るくしていたほうが良い。ギリギリの時でも周りの人が道を開わまいてくれることが何度もあった。その人運のよさは明るくしていたからだと思う。 ・明治生まれで事を成した女性はパワーが違う。 ・高齢になっても病気自慢大会はつまらない。年にかかわらず現役で働いている人と自然と付き合うようになる。年齢、国籍、性別関係なし。話が合い、夢が語る、一緒にいて楽しいのが1番。 ・餅は餅屋。不得意な部分は、得意な人の力を借りるのが得策。

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2019/05/31

12/6/20 津田沼丸善 12/6/3 ソロモン流 笹本恒子 フォトジャーナリスト・笹本恒子 1914年東京生まれ。1940年に財団法人写真協会に入社、日本初の女性報道写真家となる。 97歳になった今もなお、全国各地で公演や個展の開催など現役として活躍中。 今年の5月に...

12/6/20 津田沼丸善 12/6/3 ソロモン流 笹本恒子 フォトジャーナリスト・笹本恒子 1914年東京生まれ。1940年に財団法人写真協会に入社、日本初の女性報道写真家となる。 97歳になった今もなお、全国各地で公演や個展の開催など現役として活躍中。 今年の5月に自伝、6月末には写真集の出版、そして間もなく札幌に個人ギャラリーのオープンを控えるなど、精力的な活動を続けている。 今回新たな取材相手として選んだのが、夕張の鈴木直道市長。今まさに財政再生に挑む若き市長の姿をどう捉えるのか。 大正、昭和、平成と3つの時代を見つめ続けて97年。激動の時代を生き抜いてきたフォトジャーナリストとして、そして“女性”として今日も新しさを求め続けている。

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2018/02/25

2018年2月25日読了。図書館で借りた。 すでに著者の本を数冊立て続けに読んでいるので、すでに知っている内容が多々。

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2018/01/28

元気がでますね。 新しいことを始めるには「遅すぎる」とか「歳をとり過ぎている」とか関係ない。 グズグズしていないで今始めないと!と背中を押してくれたような気がします。

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2018/01/13

読みながら齢104になろうという祖母のことを考えた。 この著者は、素敵に自由に心若く生きている。 祖母はどうかというと、こんなに華やかな人生でなかったと思う。 この方は恵まれている。ご本人の心構えやお人柄が素敵というだけではないだろう。 97歳のお年寄りの話というよりも、年齢が...

読みながら齢104になろうという祖母のことを考えた。 この著者は、素敵に自由に心若く生きている。 祖母はどうかというと、こんなに華やかな人生でなかったと思う。 この方は恵まれている。ご本人の心構えやお人柄が素敵というだけではないだろう。 97歳のお年寄りの話というよりも、年齢がなければ女流写真家のエッセイを読んでいるかのよう。

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2016/05/28

日本初の女性写真家といわれる笹本恒子氏のエッセイ。 どんなきっかけで写真家になったのか、写真家になり、現在までどんな人生を送ってきたのか。 写真家としてのキャリアを一旦捨てたものの、数十年を経てカムバック(当時71歳)。「やっぱり自分はこれがやりたいんだ」と思うことがあれば、い...

日本初の女性写真家といわれる笹本恒子氏のエッセイ。 どんなきっかけで写真家になったのか、写真家になり、現在までどんな人生を送ってきたのか。 写真家としてのキャリアを一旦捨てたものの、数十年を経てカムバック(当時71歳)。「やっぱり自分はこれがやりたいんだ」と思うことがあれば、いくつになってもはじめることはできるし、縁はついてくるものなんだ。

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2015/12/29

はつらつとした姿に、私の人生だって、まだまだこれからなんだ、と元気になってきた。と思いつつも、何が起こるかわからないからこそワクワクするという強い好奇心と、バイタリティがあってこそなんだろう。

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2015/07/01

本の出版から3年が経ち、100歳となった今もご健在。 苦労も多かっただろうけれど、自由奔放に自身のやりたいことをやってきたことが、なにより長寿の秘訣ではないだろうか。 そして、彼女の行動の原動力は、好奇心。 好奇心を持つということは、生きる上でとても大切。 歳を取ると気力や体力と...

本の出版から3年が経ち、100歳となった今もご健在。 苦労も多かっただろうけれど、自由奔放に自身のやりたいことをやってきたことが、なにより長寿の秘訣ではないだろうか。 そして、彼女の行動の原動力は、好奇心。 好奇心を持つということは、生きる上でとても大切。 歳を取ると気力や体力と同じように、好奇心も減退するように思われる。 だから、あまり自分の年齢を意識しない方がいい。 いくつになっても挑戦し続ける彼女を見習いたい。

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2014/08/24

お上品な書き言葉が素敵です。 感謝の気持ちを忘れないことや、自分のなかのきらめくきもちは大事にしていいのかな、と思った。

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2014/05/11

徹子の部屋に出られているのを見たことがあり、そのお元気な姿に驚いたのとまだまだ現役で今を生きておられるなと思いました。

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