シャーロック・ホームズ&イレギュラーズ(1) の商品レビュー

T.マック,M.シトリン【著】,金原瑞人,相山夏奏【共訳】,スカイエマ【画】

2013/09/29

生徒からのリクエストで読んでみました。面白かったです。原作への読書にもつながりそうだし、いいなあ、と思いました。孤児達の過酷な状況に心を痛めつつ、でも応援したくなり、事件の意外な展開にドキドキもし、読後感もよかったです。

2013/04/10

久々にこういうシリーズものを読みました。（なんだか懐かしい）シャーロックを手助けする少年たちのお話 好きな世界観に好きなワードが散りばめられていて楽しく読めた！

2012/10/20

おもしろかった！！

題名にホームズ、がついているとつい手にとってしまう。
が、これはホームズが主役ではなく、ホームズの手足となってロンドンの町をかけまわる少年たちのおはなし。
そうそう、原作にもちょっとでてくるよなー。
表紙もかっこいい。
いわゆるホームレスの少年たちが、協力しあって生きている。
そのひとつの仕事としてホームズの頼まれごとがあるわけだ。
しっかし、彼らの境遇はかーなーりシリアスで心が痛い。
ワトソンとかもなんとゆーか、汚い少年たち、ぐらいにしかみてない感じだし、ホームズも役に立てばそれでいいとゆーよーな要素がなきにしもあらずだし。
つーかホームズよ、オジーはお腹を縫ったばかりでかーなーり無理して
そこまできてるんだよ！どこで働いてるとかすぐに分かっても、
そーゆーとこに気づかないってどーゆーことなのっ！！
いや、きっと彼らはそーゆー同情とか、別に求めていないんだろうけど、
なんかもうちょっと親身になってくれる大人がいてもいいんじゃないか、と
ストーリーとは全く別のところで納得できなかったりした。
が、ストーリー自体はおもしろかった。
これは続き楽しみですなー。
パイラーの意味深な占いもあるし・・・・。
オジーの２人の父親。これは絶対事件にからんでくるねー。どきどき。
まああの店のオヤジが捕まったのはよかったー。
子どもに手枷をつけようなんざ、全くゆるせん！

サーカスと皇太子の訪問があーゆー形で繋がるとは。
言われるまで全くわかりませんでした、はい。
教授はやはり一筋縄ではいかないねー。
でもホームズも簡単に騙されたわけではなく、ちゃーんと網を張っていたところがかっこよかった。

さて、次はどんな事件がおきるやら？？

2012/10/14

シャーロック・ホームズにも登場するベイカーストリートの少年たち。ホームズの推理を助け、活躍する・・・
が、ワトソンの描いたホームズの物語にはイレギュラーズの活躍は省略され、あまりもの少ない！（それは、ワトソンが自分の無能を隠すために、優秀な少年たちの活躍を嫉んだのかも？）
イレギュラーズ目線のホームズ物語。

母親は死に、行方知れずとなった父親を捜しつつ代書屋で働かされているオジー。喘息もちで身体は弱いが、頭脳明晰、代書の仕事もすばらしい。
街を生きる術にたけ、仲間たちをまとめるウィギンズ。手強い悪人もだしぬく。フェレットのシャーリーをペットにしている。
ロアンは背が高く、力持ちで心優しい少年。
エリオットは仕立屋の生まれで、少年たちの洋服や靴を作るだけでなく、傷口まで縫ってしまう。
アルフィーは最年少でエルフと呼ばれている。

・・・家も家族も失った少年たちとホームズの活躍。

2012/09/30

おもしろい。小学生の頃、物語の先が知りたくて仕方なくて、脇目もふらずに読んでいた気持ちを思い出させてくれる。続きも読みたい。

2012/09/07

おなじ少年探偵団を描いた『ベイカー少年探偵団』（評論社）より読みやすいかも。
どちらも、おもしろいけど……

2012/06/18

「正典」にも、ホームズの協力者として記されている、ホームレスの少年達「ベーカーストリート・イレギュラーズ」の活躍を記した物語。児童書にしては、歴史用語など専門用語がぽんぽん使われていて驚いた。大人が読んでも充分楽しめるどころか、ハラハラしながら夢中になって文字を追ってしまった。十九世紀末ロンドンの風景がぎっしり詰まっていて、謎解き以外にも読み応えたっぷり。

2012/04/20

ホームズの指示で、子供たちだけで機転をきかせて聞き込みしたり、ホームズと行動を共にして黒幕との直接対決したり、面白かった。
イレギュラーズものって、ホームズに「よくやった」と言われたりするとキュンとくるのですよね。

ただ最初に、子供たちがワトソンを軽んじる発言をしたのが気になった。「まぬけ」呼ばわりはヒドイなあ…(私はワトスニアンなので)。今後のワトの活躍で見直してくれることを期待。

2012/02/10

ヤングアダルト向け

「シャーロック・ホームズ」のスピンオフとも言える作品。

中学生の時に初めて全集的なものを制覇したのが「シャーロック・ホームズ」ということで、私にとって「シャーロックホームズ」はなかなか思い入れのある作品です。

とはいえ、ずいぶん昔に読んだことがあるだけなので、内容的にはほとんど忘れてます。

が！！中学生の記憶力って大人になっても根付いてるもので、本書を読み進めていくうちに、ヴィクトリア女王のイニシャルの弾丸痕とか宿敵モリアーティなどが出てくると懐かしい友達に会ったようななんとも言えない感覚に陥りました。

やっぱり、探偵物は面白い！
シャーロックホームズを知らない子も楽しめる作品だと思います。

2011/10/27

ホームズの手足となり、捜査に協力するベイカー街の少年たちの活躍を描く。シリーズ一作目は、サーカスの綱渡りの死を解明する。ただの嵯ツイン事件と思いきや、プリンスオブウェールズまでかかわる大事件だった。
　街の廃墟をねぐらにするする少年たちのリーダー・ウィギンスと、代書屋にこき使われているオジーが大事な役を務める。
　ホームズの永遠のライバル・モリアーティも登場して役者のそろい踏み。ホームズらしい謎解きもあって、楽しめる。
　小学校中学年くらいから。