石巻赤十字病院の100日間 の商品レビュー
石巻に、石巻赤十字病院があってよかった。ライフラインが絶たれ真っ暗闇の街に浮かび上がる病院の姿はとても頼もしかった。
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【読書その65】久しぶりにビジネス関係や育児関係から離れた本。職場の先輩に薦められて読んだ本。東日本大震災の発生後、石巻赤十字病院の医師、看護師、病院職員の方々の苦闘の記録。3月11日14時46分の地震発生から分刻みで記録を残している。あらかじめ作成されていた災害マニュアルに基づ...
【読書その65】久しぶりにビジネス関係や育児関係から離れた本。職場の先輩に薦められて読んだ本。東日本大震災の発生後、石巻赤十字病院の医師、看護師、病院職員の方々の苦闘の記録。3月11日14時46分の地震発生から分刻みで記録を残している。あらかじめ作成されていた災害マニュアルに基づき、今後の災害救護の教訓になるよう、混乱の中でも記し続けられた。災害医療の現場をの状況を読み、本当に衝撃を受けた。震災から1年が経過したが、是非とも読むべき本だと思う。
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3.11の教訓として。 2011年3月11日。あの地震で襲われた石巻赤十字病院の克明な記録。 『大きな災害程最初の患者は軽傷者』という事を克明に記されている。 免震構造であった事、自家発電が出来た事。 そして、色々な事を想定して検討し、大規模な訓練をしていた事も凄い事。 地震発生から僅か40分足らずで『トリアージ』を作り上げてしまっている時点で他と違う・・・ 津波の被害から逃れていたからこそ出来た事なんだろうけど、素晴らしいです。 DMATの迅速な対応。 直下型の地震との違いを見せ、低体温症や津波肺が大きな問題となるなかで、病院関係者は患者に、他病院にと様々に対応する。 行政なんか待ってくれない。 一刻一秒を争う事態が続く中での『水不足・食料不足』。 病院関係者も皆被災しているのに。 いつどこで何が起こってもおかしくない日本。 自戒をこめて読んでみた。
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何が起きたのか、どう対処したのか。 決して忘れてはならない出来事の記録。 極限の環境下で、皆、我を忘れて立ち向かっている。 読んでいて、感情を抑えきれなくなる部分も多々。 災害への備えは、語り継いでいかなければならない。
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石巻赤十字病院の壮絶な記録。震災直後からこの病院からの中継がテレビで流れてきたけど、想像を絶するスタッフの尽力があったのだ。「なんでもやる」のではなく、病院が病院として最大限の力を発揮できるように、時として冷酷に切り捨てもする。結果として、奇跡とも言える成果を残したのではないだろ...
石巻赤十字病院の壮絶な記録。震災直後からこの病院からの中継がテレビで流れてきたけど、想像を絶するスタッフの尽力があったのだ。「なんでもやる」のではなく、病院が病院として最大限の力を発揮できるように、時として冷酷に切り捨てもする。結果として、奇跡とも言える成果を残したのではないだろうか。
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以前読んだ「河北新報のいちばん長い日」と近い編集。 セクション毎に、主人公となる人物又は場面が異なり、基本的に石巻赤十字病院の各部署もしくは担当が地震・津波の直後からどのように動いたか?という内容。そのため、あまり一事象の深堀はなされていない。 前出の書籍の場合、ジャーナリストの...
以前読んだ「河北新報のいちばん長い日」と近い編集。 セクション毎に、主人公となる人物又は場面が異なり、基本的に石巻赤十字病院の各部署もしくは担当が地震・津波の直後からどのように動いたか?という内容。そのため、あまり一事象の深堀はなされていない。 前出の書籍の場合、ジャーナリストの性格や心情を慮らないと理解できない点が多かったのだが、本書の場合、「人命を救う」という万人に理解できるテーマで描かれていたので行動が理解しやすかった。 本書を読むと、あの混乱下でもプロフェッショナルはきちんと存在していたと思える。また、それをフォローする地域連携など、いかに日常時の備え(準備とトレーニング)が重要であり、それが活かされていたかが実感できた。
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東日本大震災で津波の被害を逃れたため,患者が集中した石巻赤十字病院の記録.個人的には実家が仙台で,石巻に支援で行ったこともあって,涙なくして読めない部分もあった.準備はしていても,想定外のことが起きうる災害医療の現場を経験した者にしかわからないことは多いと思うが,今後のためにその...
東日本大震災で津波の被害を逃れたため,患者が集中した石巻赤十字病院の記録.個人的には実家が仙台で,石巻に支援で行ったこともあって,涙なくして読めない部分もあった.準備はしていても,想定外のことが起きうる災害医療の現場を経験した者にしかわからないことは多いと思うが,今後のためにその経験を共有できたらいいと思った.
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何かに対応するためには入念に準備をしておくしかない、ということを感じました。 迅速に対応し、それぞれが役割を果たすには訓練が何より重要なのでしょう。基本動作をくりかえすことでしか、応用問題には対応できないとも感じました。
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大川小学校の被災には特に心が痛みます。 石巻の医療インフラを担って素早い対応をされた石巻赤十字病院のすべての関係者の方々のご尽力に感動いたしました。
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読んでいて、胸が苦しくなりました。 でも、大切な事はちゃんと知らないといけない。 目を逸らせてはいけない。 そう思って、読みすすめました。 震災後すぐの頃、トリアージについていくつかの報道がありました。 中でも、石巻赤十字病院の石橋先生を取材した新聞報道では、言葉がとても厳しく、ともすれば誤解を生みそうでしたが、その厳しさの中に真実があるように感じました。この本を読んで、「やっぱり間違いじゃなかった」と、納得しました。
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