1,800円以上の注文で送料無料

ビターシュガー の商品レビュー

3.4

27件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    11

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2023/03/31

わーわー騒げる仲間。 そりゃ心配もイロイロするけど、基本そのコ達の人としての強さを信じてる。だから踏み込みすぎない。存在に励まされる。いいな友達。

Posted byブクログ

2021/06/10

腐れ縁でもなんでも続いている友情とその距離感が絶妙です。そして振り回されてばかりの市子の避難所のごとき存在感に乾杯です。

Posted byブクログ

2018/04/12

虹色天気雨の続編と知らずいきなり読んだので面白さは半分だったかもしれない。続きのようでわからないところもあったが中学、高校からの付き合いの市子、奈津、まりの何でも言い合える関係…絶妙な友達関係が大人になっても続くのはいいなぁーと思った。

Posted byブクログ

2015/05/14

『虹色天気雨』の3年後。 いまだに奈津は夫と別居中。 全然事態が進展しない中、大人びて健気で空気読み~で美少女だった美月は、いっぱしの大人のつもりで、分かってない事まで分かったつもりで大人の生き方に口をはさみ、批判し、不潔扱いするという、まさに中二病真っ盛りの女子に変貌を遂げた。...

『虹色天気雨』の3年後。 いまだに奈津は夫と別居中。 全然事態が進展しない中、大人びて健気で空気読み~で美少女だった美月は、いっぱしの大人のつもりで、分かってない事まで分かったつもりで大人の生き方に口をはさみ、批判し、不潔扱いするという、まさに中二病真っ盛りの女子に変貌を遂げた。 そして、主人公の市子は、厄介事を次々と押しつけられ、善意でした事(というか断れなかっただけ?)をみんなから非難され、家には押し掛けられ…という気の毒な状態。 前作はそんなに気の毒にも感じなかったのだけれど… まりとか美月が何だか強烈で。 前作は運動会、今作は、小糸ちゃんの結婚式やリンゴ狩り? 登場人物が総出で楽しむ。 切れたと思ったら、まだ繋がっていて、ちょっとついたと思ったら、ずっと切れなくて、納豆のような人間関係である。 離婚したり、元夫と撚りを戻したりと、波乱といえば、皆、波乱に満ちた人生を歩んでいるのだが、まるでお経を聞いているような語り口で書かれている。 以前、ドラマになったそうなのだが、この淡々とした感じを出す事が出来たのだろうか? 厄介事が次々と舞い込む…と書くとマイナス印象だが、実は主人公のマンションは、みんなの帰る場所のような、つまり安らぎの空間なのである。 そして、大所帯な行事の写真を“興奮した犬みたいに”写真に撮りまくる土方さんが、目に浮かんでくるようで、なんだか可愛かった。 前作では、失踪してまで憲吾さんが何したいんだか全然分からなかったのだが、今回、長野が描かれるに至って、何だかちょっと分かったような気がした。 “女性の友情”は、前作の方が感じたかなあ… 私は、今作のまりはちょっと遠慮したいです。

Posted byブクログ

2013/06/11

前作同様、読みやすく、力をもらえるような一作だった。 アラフォーになった女友達3人。離婚という大きな決断をくだしたり、新たな恋愛に踏み出したり、それぞれに人生の新しい局面にあって、ゆるやかに支えあっている姿が羨ましい。良い関係。

Posted byブクログ

2013/03/22

とても読みやすくてよかったと思う。読み終わってもなんか、ポカポカしてる感じ。こんな友だち関係が築けたら幸せやろうなと思った。

Posted byブクログ

2012/08/29

前作から私が慣れたのか、大島満寿美に円熟味が生まれたのか^^; 面白かった。 前作から同様に軸は女子の友情と思ったが、前作ではぼやけていた(と私が勝手に感じていた)主人公の人柄で話は展開されていた。自然に登場人物の性格を出していくところは大島の真骨頂。登場人物は何処かにいそうで、...

前作から私が慣れたのか、大島満寿美に円熟味が生まれたのか^^; 面白かった。 前作から同様に軸は女子の友情と思ったが、前作ではぼやけていた(と私が勝手に感じていた)主人公の人柄で話は展開されていた。自然に登場人物の性格を出していくところは大島の真骨頂。登場人物は何処かにいそうで、でも、それぞれキャラ立ちしている。 事件なんてほどのことはなち何気ない日常にふっとある非日常。トータルであーなんか、そういうのいいよねーと思わせる。 自分の今までと今に同じものを見て、悪くないのかなと思う。そういう楽しみ方をする小説なのだろう。

Posted byブクログ

2012/08/09

恋愛、家族や老後を考える四十路女性三人の友情を中心とした物語。三者三様の人生がお互いに絡み合いながら進み、その会話の掛け合いが面白い。NHKのドラマを見て読もうと思った。小説よりドラマのほうがスピード感があって面白いと感じた。それは女優3人(りょう、和久井映見、鈴木砂羽)の演技力...

恋愛、家族や老後を考える四十路女性三人の友情を中心とした物語。三者三様の人生がお互いに絡み合いながら進み、その会話の掛け合いが面白い。NHKのドラマを見て読もうと思った。小説よりドラマのほうがスピード感があって面白いと感じた。それは女優3人(りょう、和久井映見、鈴木砂羽)の演技力の賜物か。 恋愛できる最期ではという思い、自分の価値観を大切にしたい気持ち、老後一人を恐れる気持ち。お互いのさわやかな関係が浮かんできて、とても気持ちよい。この妙齢の女性を対象とした小説はドロドロ、嫉妬といったものがイメージされるが、それらがなく、読み終えて気持ちよかった。

Posted byブクログ

2012/07/14

虹色天気雨の続編。 仲良しアラフォー女性3人組が、それぞれどんな最愛の伴侶を 見つけるのかが見もの。 周りを固めるキャラクターも個性的。 読了後にちょうど再放送していたTVドラマを見て、これでもか と男心をくすぐるライバル役を演じた井上和香がハマってた。 本もドラマも面白か...

虹色天気雨の続編。 仲良しアラフォー女性3人組が、それぞれどんな最愛の伴侶を 見つけるのかが見もの。 周りを固めるキャラクターも個性的。 読了後にちょうど再放送していたTVドラマを見て、これでもか と男心をくすぐるライバル役を演じた井上和香がハマってた。 本もドラマも面白かった。

Posted byブクログ

2012/06/26

『虹色天気雨』から3年後の話。奈津の娘である美月を例に挙げれば、彼女が小学5年生から中学2年生になったということだ。3年も経てば何かしら変化が起こってるはずで、高校からの同級生まりがそれまで付き合っていた旭(あきら)と別れた、とか、三宅ちゃんの事務所で働いている小糸ちゃんが結婚す...

『虹色天気雨』から3年後の話。奈津の娘である美月を例に挙げれば、彼女が小学5年生から中学2年生になったということだ。3年も経てば何かしら変化が起こってるはずで、高校からの同級生まりがそれまで付き合っていた旭(あきら)と別れた、とか、三宅ちゃんの事務所で働いている小糸ちゃんが結婚する、とか、お騒がせ娘の辻房恵が別の男性の子どもを身ごもったまま元夫と再婚する、とかまあいろいろあるのだ。ただ、一番大きな変化はまりの元彼である旭が市子の部屋に居候していることだろうか。「同棲」と言うと男女間に恋愛感情が発生していることが暗に含まれてると思うのだが、この場合はあくまで居候である。 事の発端は三宅ちゃんだ。アパート暮らしをしていた旭だったが、ストーカー女子につきまとわれ、身の危険を案じた三宅ちゃんがとりあえず自分のマンションに荷物を運びこませたのだという。しかし、ある日、酒に酔っていた三宅ちゃんが旭を襲ってしまったのだとか(三宅ちゃんはゲイなんです)。それこそ身の危険を感じた旭は三宅ちゃんのマンションを出て行こうとする。このままだと旭の行方がわからなくなるし、罪悪感もあるしで、おもわず市子のところを推してしまったというわけ。結局人のいい市子はそのお願いを受け入れることになるのだが、相手はまりの元彼である。ただならぬ事態である。まあ、世間では友達の元彼と付き合うことになったなんてよくある話だと思うけど(確信はない)、まりが旭のことをすごく好きだったことはもちろん知ってるし、なによりも旭が自分の部屋にいるってことが奈津やまりにバレたらどうしよう。三宅ちゃんは「これはあたしたちだけの秘密よ」なんて言うけど、最初にこの事実を発見してしまうのが、やはりというか、そうゆう役が似あうというか、美月なのだ。彼女たちの友情は崩れていってしまうのか......。

Posted byブクログ