シェールガス争奪戦 の商品レビュー

伊原賢【著】

2020/08/31

シェールオイル、シェールガスだと名前はよく聞くがその実態がよく分からなかった事が理解できた。
技術的な事、データ的な事はためになったけど、将来的な予測についてはだいぶ外れている部分があるなと。
現在2020年で2011年に出版された10年前の本だから仕方ないけど。
予測では天然ガス価格は2008年より右肩上がりになっているけど、実際は低価格帯を推移している。
世界的にシェールガスの採掘する技術が広まって供給量が超過している。
天然ガスは貯蔵設備や輸送設備に石油よりもコストがかかる上、設備も足りていないため供給量に対して貯蔵も輸送も間に合っていない状態。

2021/08/08

シェールガスについては、最近新聞などでもよく目にするようになったが、恥ずかしながらそれがなんなのか、よくわかっていなかったこともあり、買ってみた。
現在、原発の代替手段として天然ガスへの依存度が高まっているが、現在燃料費が高騰しており、国富が流出していることにもどかしい思いを抱いてしまう。そのような状況下において、シェールガス・コールベッドメタン・タイトガスなどの非在来型ガスに自然と期待を持ってしまう。著者の言うように、すぐにでも調達価格が欧米並みの水準になることを願うばかりである。

2015/02/18

石油に代わるエネルギーのひとつです。米国では、新しい雇用を生んだり、新しいビジネスがシェールガス発掘の周辺で起こっています。残念ながら日本には埋蔵量がないようですが、逆に日本近海に豊富なメタンハイドレードについて多少触れていました。将来的にエネルギー不足が予測される中で、注目に値するエネルギーです。エネルギーについてお知りになりたい方々へ。石油だけの時代は終わりを迎えようとしているのだと思いました。

2011/11/24

これはオススメです。
急速に技術革新が進んだ分野でもあり、知らないことばかりでした。
世界を変えつつある技術の一つですね。

2011/11/23

革命だ革命だとは聞いていたが、その中身が多少わかったような気がする。
原発推進とか脱原発とかいう浮足立った夢の中のような議論をマスコミは演出しているが、世界は天然ガスに向かっている。
基礎勉強として役に立ちました。