地下室の手記(文庫版) の商品レビュー
図書館に小説がなかったため、まんがで読破シリーズを手に取って見ましたが、ストーリーが完全に無理…。 「人は誰しも心の中に地下室を持っている」といいますが、少なくとも私は持ってないと思われるため、まったく共感できませんでした…。
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ドフトエフスキーらしい陰鬱な内容を見事に漫画に落とし込めていると思う。 人を選ぶ作品なので万人におすすめはしない。
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まんがで読破を読破するシリーズ。 このシリーズで4作目のドストエフスキー。このなんだか病んだところとか、娼婦が出てくるところとか、罪と罰のラスコーリニコフに通じるところがあるよなと思って読んだ。実際、近い時期に書かれているし。 ちなみに、舞台はサンクトペテルブルク。ワールドカップ...
まんがで読破を読破するシリーズ。 このシリーズで4作目のドストエフスキー。このなんだか病んだところとか、娼婦が出てくるところとか、罪と罰のラスコーリニコフに通じるところがあるよなと思って読んだ。実際、近い時期に書かれているし。 ちなみに、舞台はサンクトペテルブルク。ワールドカップでロシアを訪れたので、教会とか街並みとかの絵が、どこをモチーフにして描いているか分かったりするのもちょっと楽しかった。
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正直こんな劣等感の塊の人とは関わりたくない。作中でも誰からも相手にされず、主人公の言葉に聞き入れた女性でさえも最終的的に去ってしまう、どうしようもない話。 人より劣っていると思われたくない気持が異常に強い主人公だが病的と言っていい。ここまで酷いと精神病棟で入院だろう。 現代は心...
正直こんな劣等感の塊の人とは関わりたくない。作中でも誰からも相手にされず、主人公の言葉に聞き入れた女性でさえも最終的的に去ってしまう、どうしようもない話。 人より劣っていると思われたくない気持が異常に強い主人公だが病的と言っていい。ここまで酷いと精神病棟で入院だろう。 現代は心療内科が発達しているので、本作に出てくる主人公は救えるかもしれないがこの時代は心療内科などはないので難しいだろう。
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あまりに自意識過剰すぎてふつうに社会生活を送れなくなった主人公が、自分の心の中の地下室に籠ってひたすら自分についての書き綴ったもの。 あまりの自意識過剰さに主人公に対していちいち おまえ気にしすぎ! とツッコミながら気づいたら読み終わっているのですが、 ネットなどで地下...
あまりに自意識過剰すぎてふつうに社会生活を送れなくなった主人公が、自分の心の中の地下室に籠ってひたすら自分についての書き綴ったもの。 あまりの自意識過剰さに主人公に対していちいち おまえ気にしすぎ! とツッコミながら気づいたら読み終わっているのですが、 ネットなどで地下室の手記に関する解説を読んだあとにもう一度本を読みなおすと、自意識過剰な思考のなかにも、極端とはいえ資本主義社会の本質を鋭くつつくような言葉にちらほらと気づかされる・・・・ような気がする。 ただ、ちょっとそれを考えながら読むと大変つかれるので★2つ。 頭の回転の速い人にはスッと入るのかしら・・・?
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主人公が相当偏屈で、最低で、むかつく。だけど、こんな最低な男を描けるドストエフスキーはセンス高いよ、やっぱり。
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