わたしたちに必要な33のセーフティーネットのつくりかた の商品レビュー

稲葉剛【ほか編】

2012/02/05

『日本のセーフティネットは穴がありすぎる』っていうコトは良く聞く。

今、”普通”に働いている人・生活している人でも、
いったん、何らかの事情（失業やリストラ、病気などなど）で
その”普通ライン”から漏れてしまった際、セーフティネットが穴だらけなので、いとも簡単に、生活するのが困難になる「奈落の底」まで
まっさかさまに落ちてしまう、と。

具体的にどういう『穴』があるんだろう？って勉強するために
手に取ったのがこの本。

『セーフティネットにどういう穴があるか？』っていうことを網羅的にまとめているので、その意味ではとても勉強になったのですが、
各トピックで取り上げられている「イシュー」と、それへの「解決策」が
どうも現実からすこし離れてふわふわしているというか…

なんか腑に落ちない部分も多くありました。

2012/02/02

2012.2.2読了
社会保障の隙間からこぼれ落ちる人達の安全網。
保険でカバーできる可能性のあるリスクはまだこんなにもあるんだな、と思わされました（対象の中心が低所得層なのでビジネスとしてはやっぱり難しいでしょうが(^-^; ）。
誰もが安心で安全に生きられる社会を作る為に少しでも役立ちたいと強く思います。