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日本企業のBOPビジネス の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2013/06/24

今までセミナーなどで聞いていた話がまとめられていて、ひじょうにありがたいです。その反面、批判的検討が足りない気もするけど、それは現状で仕方ない気もします。

Posted byブクログ

2011/11/22

日本企業のBOPビジネス展開を事例と共に紹介してくれる良本。 大手企業だけじゃなくて中小企業の奮闘もあり勉強になる。 先進国のビジネスと同様の考えでは通じない。 例えば、良かれと思って設置した機器や施設はたいてい盗まれるか、壊されるかだという。 アポイントなんてあってないものだ...

日本企業のBOPビジネス展開を事例と共に紹介してくれる良本。 大手企業だけじゃなくて中小企業の奮闘もあり勉強になる。 先進国のビジネスと同様の考えでは通じない。 例えば、良かれと思って設置した機器や施設はたいてい盗まれるか、壊されるかだという。 アポイントなんてあってないものだという。 セネガルの農業の99%が水まきだったり! びっくりしたのは味の素の事例。 味の素とハイミーの市場でナイジェリア(100億円)が日本(80億円)より大きい市場になってるとのこと。 また、BOPマーケットでは小口での販売が基本になってるが、各国の最も流通している少額通過に合わせて価格が設定され、容量を決めてるとこなんて、なるほどとしか言えない。 バングラディッシュのグラミンによるマイクロファイナンスは有名だけど、実は国民の識字率は非常に低い。そのような800万人を超える預金者がソーラー充電が可能なICカードの通帳を持ってたり・・・と先進国以上の発展をテクノロジーが可能にしてる。 BOP(=購買力平均で一人当たりの年間所得3,000ドル未満)だからと言って必需品だけにニーズがあるわけではなく、日本の戦後のテレビのように高級品も好んだりする。 その他、BOPだけでなくビジネスのヒントなることが多くあった。 ザックリまとめると、 ・現地目線で発想する ・プロダクトアウトではなく、現地で売れることを考える ・ビジネスモデルで考える(小分け、直販、起業家育成、アライアンス) ・性能と品質を落とさない 等々 事例起業 住友化学、日本ポリグル、三洋電機、ヤマハ、ヤクルト、味の素、雪国まいたけ、エヌ・ウェーブ

Posted byブクログ