TOKUGAWA 15 の商品レビュー

堀口茉純【文・絵】

2012/03/20

個々の将軍にスポットにあたっていて、一般的に知られていない将軍や事実を知れる。歴史好きにはもっとディープな情報が知りたいが、入門としてはいいと思った。将軍の骨の発掘したときの本を読みたくなった。

2012/03/18

徳川将軍１５人の歴史がよくわかる本。
ポップなイラストと各将軍の性格／特徴を上手くまとめていて面白い。
知らないこともたくさん知ることができて目からウロコ。
家康や秀忠、慶喜以外、正直よくわかってなかったなあと実感。

2012/03/04

　面白かったが、想像していたよりも普通。もっとずっとマニアな切り口かと思っていたけれど（…いや、まあ「普通」とは一般的には言えないか）
　ただ、纏め方や文章の切り口が巧い。例え雑学としての知識は持っていても、万人に分かり易く、かつ簡潔に纏め上げる力は、そうそう持ち合わせているものではない。
　あとイラストが独特で非常にシュールなのだが、眺めていると引き込まれる不思議。

2012/02/11

江戸時代を15人の将軍中心に振り返ることができる本。
何度か読み返せば江戸時代の主要な出来事も覚えられそうですし、楽しくポップでライトに 学べる本だと思います。

ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4102584.html

2012/02/01

マイナーな将軍の秘話なども良く調べてあって、しかもイラストや四コマ漫画もよく特長を捉えていて、あまり江戸に詳しくない人も、読んで楽しめる一冊です。

2011/12/31

妹にすすめられて読んだ本。めちゃ面白い！
3代家光はかなりイメージ覆されましたね。
また、障害や病気を持っていたと思われる将軍についての考察になるほどと思いました。

2011/12/16

徳川15代の将軍と江戸の歴史のおさらいができました。しかし、徳川歴代将軍はみな個性的だ。ちなみに徳川家将軍占いでは、わたくしは13代暗愚（時々正論）将軍•家定。

2011/11/21

歴史好きの人たちからは、賛否両論はあるかもしれない。
けど、歴史の教科書でただただ暗記するよりも、こういう形で軽くいった方が見えるものがあると思う。

『週刊光源氏』を彷彿させるものがありました。

2011/11/18

徳川幕府の将軍がなんだか身近な人に思える一冊。

すごく面白い上にツボをちゃんと押さえているので勉強にもなる。歴史好きも、歴史苦手っていう人にもぜひ読んでいただきたい。

個人的には家宣と家茂を推したいですｗ家継とか本当に泣くしかないと思う(T_T)

2011/10/31

(NO.11-79)　副題の「徳川将軍１５人の歴史がＤＥＥＰにわかる本」、全くそのとおりの内容です。

堀口さんは「三度の飯より江戸が好き」だそうです。
物心ついたときから時代劇に憧れ、時代劇俳優を志しあれこれ探求。気がついたらものすごく江戸に詳しくなっていたと・・・。
そうなんだよね、大人になって何かを深くやっている人って子供の頃からそれが好きということがほとんど、堀口さんもやっぱりそうなんだわ。

この本は江戸時代のことを、各将軍の人生を軸に解説しています。これはけっこう新鮮な見方でした。日本史で、初代から三代くらいまでは将軍と出来事を一緒に習ったような気がしますが、その後将軍様の影が薄くて・・・・。
この本を読んで、なぜ印象が薄くなってしまったのか分かりました。
江戸幕府も安定してくると、政治は将軍でなく政治家がとるようになったからだったんだわ。国家が長持ちするには、トップは君臨するだけで重臣たちが合議で統治するのが良いってことなんだろうな。

でもやっぱり将軍をキーに歴史を見るのは親しみやすくて良かったです。歴史が生きて感じられたから。
１５人も将軍がいたっけ？知らない人もいるんだろうなと思って読んだのに、結局知らない人はいなかったのは自分でも意外でした。とりあえず名前くらいは知ってたし、そういえばそんなエピソードの人がいたわね～とか思い出しました。

イラストも著者が描いていますが、残っている肖像画や資料を参考にしているそうです。系統立てて、しかも楽しく江戸時代のことをおさらいできるとてもお得な一冊です。何より将軍様たちへの著者の愛が感じられるのが素敵でした。