男を磨く女、女を磨く男 の商品レビュー

川北義則【著】

2016/01/31

東京スポーツ新聞に入社し、42歳で独立し、出版プロデュースの会社を立ち上げた著者が、男と女の違いについて書いた一冊。

キングカズこと三浦知良さんが、2011年に女子サッカーなでしこジャパンのワールドカップ優勝について「僕はすべてにおいて、女性のほうが優れていると思っている。」とコメントしたそうだが、本著はおおむねこの言葉に集約されたいるような気がした。

女性は間違いなく強い。結婚、出産を経験した女性はさらに強く、仕事で独立した立場にいる女性もまた強い。男性は、肉体的に強い。

しかし、過去に『話を聞かない男 地図を読めない女』という本もあったように、性別のせいなのか苦手なものや、全く頭にない思考の違いのようなものもある。

タイトルのようにお互い磨きあう関係になれれば、最高のパートナーとなるはずだが、まずは相手の苦手な部分、パズルのピースでいうとへこみを、自分の得意な部分、パズルのピースでいうと出っ張りで補完するような関係になれれば、男女という関係性じゃなくとも、相互に磨きあえる素晴らしいパートナーとなれると思う。

2012/04/14

男女関係では、お互いのよさを伸ばしあってこそ、男と女がより幸せになれるだろうということ。
最後の節、男の背中を押す、とっておきの隠し言葉、『四の五の言わずに』という言い回し、女優南果歩さんが、ラストサムライの出演オファーを受けて悩んでいる俳優渡辺謙さんに掛けた言葉らしいです。
我が家でも奥さんに助けられている私がいます！

2012/02/18

「男性脳と女性脳」の題材で女子会があるので、ネタにと読んでみた。
宇野千代さんのエピソードがとてもよくて、宇野千代さんを読んでみたくなった。