1,800円以上の注文で送料無料

天使と悪魔 の商品レビュー

1.5

4件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2023/08/07

・天国への門をくぐり抜ける先頭集団は聖職者たちなのです。  彼らは天国で、神やキリストに向かって「おひさしぶりです」とか何とか言って、真っ先に挨拶するのでしょう。わたしは聖職者たちこそ、天国行きの切符を手にした一般庶民たち全員が天国への門をくぐったことを確認した上で、最後に「では...

・天国への門をくぐり抜ける先頭集団は聖職者たちなのです。  彼らは天国で、神やキリストに向かって「おひさしぶりです」とか何とか言って、真っ先に挨拶するのでしょう。わたしは聖職者たちこそ、天国行きの切符を手にした一般庶民たち全員が天国への門をくぐったことを確認した上で、最後に「では、そろそろ」と互いに声をかけながらその門をくぐるものだと想像しておりましたが、それはわたしの早とちりでした。

Posted byブクログ

2017/07/08

200点超の美術作品を解説した6回に渡る講義をまとめた本書。 ①キリスト教に由来する絵画を見せ、②構造や特徴を紹介する、という流れを繰り返します。繰り返すという表現を思わず使ってしまう理由としては、1枚の絵画に対し数行程度で「こうゆうのが描かれているね、はい次。」というように良...

200点超の美術作品を解説した6回に渡る講義をまとめた本書。 ①キリスト教に由来する絵画を見せ、②構造や特徴を紹介する、という流れを繰り返します。繰り返すという表現を思わず使ってしまう理由としては、1枚の絵画に対し数行程度で「こうゆうのが描かれているね、はい次。」というように良く言えばテンポ良く、悪く言えばぶつ切りな解説だからです。描写に何が書いてあるか、どういった意味があるかは勿論知りたい点ではあるのですが、肝心の細部や背景には触れられていないことが多く、読み手としては「それで終わり?」という物足りなさが募り、一つ一つがあまり印象に残りません。 さらに取り扱っている作品は専門的なものが多く、白黒での掲載という点も残念に思います(カラヴァッジオやボッティチェリ、ボス辺りであればギリギリ分かるものもありましたが…)。 とても興味深いテーマだったので、せめて講義の内容・話し言葉そのままを本にするのではなく、補足を加えつつもう少しまとまりのある編集であれば良かったのになぁと惜しまれます。 余談ですが、ウィリアム・ゴールディングの『蠅の王』を読もうと思った矢先に題名にもなっている「蠅の王」が聖書に登場する悪魔ベルゼブブであるということを知りました。本書『天使と悪魔~』に『蠅の王』と併記してベルゼブブの説明があったので参考になりました。

Posted byブクログ

2012/11/08

読み流し。 カラーのページが1つもないのが残念。 どこかの大学の講義の口述筆記、という感じ。 話はおもしろそうな先生…。 なんか宗教学系の先生ってちょっとエロ話が好きな人が多い気がする。 ま、それでおもしろいんだけど。 本は、私でも知っているような有名な絵はあまりなく、 数はお...

読み流し。 カラーのページが1つもないのが残念。 どこかの大学の講義の口述筆記、という感じ。 話はおもしろそうな先生…。 なんか宗教学系の先生ってちょっとエロ話が好きな人が多い気がする。 ま、それでおもしろいんだけど。 本は、私でも知っているような有名な絵はあまりなく、 数はおおいけど、これ、何の絵でどういう意味なの…とちんぷんかんぷんだった。

Posted byブクログ

2012/02/05

図版に目新しいものはあまりないが、絵画の多くは宗教と結びついているのだから、知らない人はこういう見解のものもいいと思います。個人的には、文章があまりに砕けすぎて逆に落ち着いて読めない雰囲気もありました。

Posted byブクログ