価値づくり経営の論理 の商品レビュー
Vol.130 さらば儲からないものづくり!日本の製造業の生きる道とは?http://www.shirayu.com/letter/2011/000258.html
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顧客の業務を顧客以上に知らないと付加価値の高い提案はできない。 顧客がなにしたいか把握していると楽だけど、付加価値が高いものは提供できんというか、ボッタクリとしか思われない。
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やや冗長。 意味的価値のあたりは私程度のビジネス知識の者でも聞いたことがあるような、ある意味ふつうの内容だと思います。 積み重ね技術を鍵として日本の製造業ならではの未来を描くにはどうしていけばいいか、という点が、もう少し詳しく書かれていたらよかったです。
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機能的な価値だけではすぐに模倣されてしまう 意味的な価値が必要だ 擦り合わせ技術が日本企業には適している。なぜなら、長期的な技術者個人の修練、技術力の高さが、必要だから。
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日本の製造企業の競争力が弱くなった。 「失われた20年」という言葉とともに、このような評価が、近年では定着してきた感があります。 この本は、日本の製造企業が弱くなった理由を、「ものづくりの力を高めることには注力してきたが、”価値づくり”に注意を払っていなかったから」だと、主張し...
日本の製造企業の競争力が弱くなった。 「失われた20年」という言葉とともに、このような評価が、近年では定着してきた感があります。 この本は、日本の製造企業が弱くなった理由を、「ものづくりの力を高めることには注力してきたが、”価値づくり”に注意を払っていなかったから」だと、主張しています。 そして商品の価値は、技術(機能) 的価値プラス、意味的価値だとして、意味的価値を高めることの大切さを説いています。 さらには商品を消費財と生産財に分けて、それぞれで意味的価値を高める方法を、企業の成功事例を交えて、紹介しています。 特に生産財についての部分を興味深く読んだのですが、「顧客以上に顧客のことを知る」ことの大切さを強調している点が、印象に残りました。 そして自らの強みとなる技術は何かを定義し、その技術を地道に磨いていくことの大切さも、再認識しました。 意味的価値の特性の一つが「暗黙性」ということもあって、感覚的な表現が多いのですが、企業の価値を高めるとはどういうことなのか、気づく部分の多い一冊でした。 『新しい「物流」の教科書』湯浅和夫 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4569818730 .
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○生産財においては、顧客の効率や利益が高まらなくては、顧客から十分な対価を支払ってもらうことはできない。つまり、顧客の事業やオペレーションに対して、ソリューションを提供しなくてはならない。(118p) ○真に優れた企業は、顧客の現場に入り込み、顧客と同等かそれ以上に顧客の業務を...
○生産財においては、顧客の効率や利益が高まらなくては、顧客から十分な対価を支払ってもらうことはできない。つまり、顧客の事業やオペレーションに対して、ソリューションを提供しなくてはならない。(118p) ○真に優れた企業は、顧客の現場に入り込み、顧客と同等かそれ以上に顧客の業務を知り、顧客が抱えている問題点を深く理解している。(182P) ○自動車の内装材(天井やドアトリムなど)をボディに取り付ける方法として、樹脂面ファスナーを新たに提案して大きな成功をおさめた。(中略)住友スリーエムの技術者は、自動車の内装にかかわる問題点についても詳しいうえに、自社の技術についても知り尽くしているので、このような顧客企業も気づいていない解決策の提案ができるのである。(184p) ★論理展開が明解で分かりやすい。ある意味分かり切ったことのように感じる部分もあるが、頭が整理される感がある。
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「価値づくり」「コトづくり」などのテーマで書かれた本の中では、比較的学術的な考察がきちんと行われている。もしこのテーマで一冊だけ読むのであれば、この本を読むのが一番無難だと思う。
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高機能化を追い求めるのではなく、独創性のあるものづくり、ブランド形成により継続的な差別化を実現すべし、という内容。 価値作り、と言葉を変えているだけで、内容はありきたり。
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闇雲にコストダウンに突っ走っているであったり、自らが競合とのスペック競争に挑んでいるであったり、コストと品質のバランスからどこまで品質を下げられるかであったり、安価なものは外部に求めるであったり。。。 日々 価値づくりから遠ざかることにエネルギーを消費していることが不安になり、情...
闇雲にコストダウンに突っ走っているであったり、自らが競合とのスペック競争に挑んでいるであったり、コストと品質のバランスからどこまで品質を下げられるかであったり、安価なものは外部に求めるであったり。。。 日々 価値づくりから遠ざかることにエネルギーを消費していることが不安になり、情けなくもある。 一昔前から、魅力的品質を高めねばならないとよくいわれたものであるが、一体魅力的品質を上げるにはどうすればよいか?のヒントがこの書籍にはある。ここでは 意味的価値 と表現されているが、あらためて顧客が何を望んでいるか、期待しているか というよりも、別次元で機能的価値のレベルでの過度な意味のない競争を続けているなと反省した次第。 価値づくり。。。いい言葉である。
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意味的価値の創造は、積み重ね技術・組織能力での成長戦略を描くことが大事ってことか。さて、自分に置き換えると。。。具体化は、大変だなぁ。
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