転迷 の商品レビュー

今野敏【著】

2024/04/17

大森署を含めた第2方面本部で3件の事件が発生する。それぞれの事件が関連していく中、警察庁・厚労省・外務省といった組織との駆け引きが始まる。相変わらず竜崎は竜崎然としていて面白い。

2024/01/20

感想
外務省、厚労省、警察庁、公安と色々縦割りで大変そう。今回みたいにみんな協力すればいいのに、立場にこだわって上手くいかないこともあるんだろうな。

あらすじ
竜崎は管内周辺で起こった様々な事例に大森署の限られた人員をどのように配置するか悩んでいた。交通課、麻取に殺人事件、娘婿の飛行機墜落事故など次々に起こる事件にどう対処するのか。

捜査を進めるうちに3つの事件がコロンビアカルテルが絡んだ麻薬取引に関係していることに収斂していく。3つの事件に精通する竜崎が指揮を任される。

2023/04/19

今野敏の隠蔽捜査4転迷を読みました。
今回は大森署所長の竜崎が、署内で起きたひき逃げ事件と方放火と殺人事件を解決するために動くのですが、内務省と外務省と麻薬取り締まりが絡んで事件が複雑になってきます
持ち前の建前しかない行動で解決していきます。
なかなか面白かったです。

2022/09/22

このシリーズの主人公、スカッと気持ちいいです！幼馴染との遠慮ない会話も読んでいて心地よい。
いきなり解決するのもいつもの展開ながら、とても良いです。

2022/09/14

相変わらずのスーパー署長っぷりを見せつけてくれる竜崎さん。
署員との信頼関係も築き上げ、この上なく頼りがいのある上司として君臨中だ。

安心して読んでいられる。

2022/04/04

色々なアクシデントが主人公をおそい、主人公は一体どうなっちゃうの？というぐらい、あっちこっちと忙しくなるも、主人公らしく解決。

2021/08/31

東大井であがった現役外交官の遺体捜査に主導権を握ろうと公安の圧力が入る。
外交官OBのひき逃げ事件では外務省と駆け引きあり、暴力団の薬物取り引き逮捕に絡んで厚労省麻取とのすったもんだあり。
更に娘の交際相手が海外で飛行機事故に巻き込まれたか？職場でも家庭でも大忙しの竜崎。
原理原則を重んじ警察組織の悪習は切り捨て事件解決に突き進む。
やがて竜崎流が必然となってくる。ん、この感じどこかで見たような、、、
半沢直樹＝竜崎伸也
と思うのは私だけだろうか？？楽しく読了！

2020/04/20

いつもながら、無理難題を正攻法で理路整然とこなす竜崎署長。今回は、警察庁と外務省と厚労省のせめぎ合いを上手く凌いで解決に導く。ただし、前作までのスリルとドキドキ感が薄れた気がする。

2019/08/29

4.7
相変わらず、竜崎と伊丹のやり取りは気持ちいい。
竜崎の性格にも大分慣れて、楽しく読めました。

2019/05/03

警察物にありがちな、麻取とか公安だのが出てきたので、てっきり抜いた抜かれたでドロドロとした展開になるのかと思いきや、各部署の連携を持ち出すとかいう、今まで聞いたこともない展開に驚いた。