「リーダーの条件」が変わった の商品レビュー
元、原子力エンジニアとはいえ、原子力の方向性を深くまで踏み込んで提案できる提案力にはさすがという他ない。 あらゆる分野で現実的な提案ができるのは、さすが経営コンサルタントというところでもあるが、身につけたいところである。 自分がリーダーだったらその時どうしたかということを考えるき...
元、原子力エンジニアとはいえ、原子力の方向性を深くまで踏み込んで提案できる提案力にはさすがという他ない。 あらゆる分野で現実的な提案ができるのは、さすが経営コンサルタントというところでもあるが、身につけたいところである。 自分がリーダーだったらその時どうしたかということを考えるきっかけになる一冊かと。
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Kodama's review 現在の政治に対する提言が内容としては多くありますが、相変わらず、理論的で的を得ているように思います。是非、一度、著者には内閣総理大臣になってもらいたいです!(笑)。 (11.11.20) お勧め度 ★★★☆☆
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2006年の安部内閣以降、日本の首相はほぼ一年ごとに交代して6人目となった。 震災後の非常時である現在、求められるリーダー像が明確に変わっているとする内容。 ATM(トンネルの出口の明かりを目指す)型から CKD(チリ鉱山落盤事故からの脱出)型への変革が求められていると著者は説く...
2006年の安部内閣以降、日本の首相はほぼ一年ごとに交代して6人目となった。 震災後の非常時である現在、求められるリーダー像が明確に変わっているとする内容。 ATM(トンネルの出口の明かりを目指す)型から CKD(チリ鉱山落盤事故からの脱出)型への変革が求められていると著者は説く。 ネタ切れ感満載。
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政治的リーダのあるべき姿と、今(2011年後半)行うべき著者が考える政策がまとめられた本。 賛否は当然あるが、こういうことを個人個人が考えられる様になることが重要なのだと思った。
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(2011/12/4読了)大前氏による日本の状況改善の提言。電気自動車とか水ビジネスとか、製造業にも活路はまだ、ある。うまくやれば。心強い!しかし税制改革とかねえ・・・上手くやれる気が到底しないわけで。「低負担・中福祉」、「お上任せ」に慣れている今のぬるま湯な日本国民に、氏の提言...
(2011/12/4読了)大前氏による日本の状況改善の提言。電気自動車とか水ビジネスとか、製造業にも活路はまだ、ある。うまくやれば。心強い!しかし税制改革とかねえ・・・上手くやれる気が到底しないわけで。「低負担・中福祉」、「お上任せ」に慣れている今のぬるま湯な日本国民に、氏の提言する「グレート・ソサエティ」が実現できるのか?うううううんn(超疑問)であるので、氏に「結論からいえば、現状のままでは(日本国の借金の)全額返済はほぼ不可能である」(P86)とか、「デフォルトとハイパーインフレ以外の結果があるのかどうかもわからない」(P181)とか言われると、なんかもう、いずれデフォルトは避けられまいという気になるのである。だったら今ある金は今使ってしまえという誘惑にかられる今日この頃ww
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強いリーダーは強い反対意見から生まれる。 まさにそうだと思う。 危機的状況にある日本の一国民として、サイレントからノイジーになることが必要なときが近い将来来ると思う。
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2011/12/01 評価に3.5点があったら3.5点やった。 前半の企業内で起こってることなんかは「まさに」と思うことが多々あった! 現状にとらわれないようにしなきゃ。
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前半は震災後の今の日本に求めたいリーダー像について、海外の首相のリーダー性を例として説き、後半では大前さんが日本のリーダーだったら「こう変える」という考えを農業、工業や税制について説明。 ・後半の日本改造論は興味深いけど、どの分野でも利権が絡んでいるから帰ることは難しいだろうな...
前半は震災後の今の日本に求めたいリーダー像について、海外の首相のリーダー性を例として説き、後半では大前さんが日本のリーダーだったら「こう変える」という考えを農業、工業や税制について説明。 ・後半の日本改造論は興味深いけど、どの分野でも利権が絡んでいるから帰ることは難しいだろうな・・・ ・日本人の持ってきた「お上の言うことは間違いない」という批判を大声で言うことを恥とする国民性を捨てることについては批判が多く出そうな気もする。
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前半部分の"非常時"のリーダーシップは、再読したい。 後半の事例は、イギリスのキャメロン首相の『小さな政府』に対する 『大きな社会』の概念が興味深い。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
切れ味鋭くズバズバ切って捨てるスタイルは、下手すると嫌味っぽくなるが大前氏ならではの説得力(というか経歴?)で一気に読み進ませる。 本書は東日本大震災をきっかけとして、それだけではなく過去から日本が抱える問題について独自の提案を具体的にするものであり、 外交政策から電気自動車まで多岐にわたりすぎているところは、本書の表題から外れているかもしれないが、むしろ興味深い。 いっそこの人を首相にしてはどうかとも思った。
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