超訳 君主論 マキャベリに学ぶ帝王学 の商品レビュー
興味深いエピソードが多かったが、クセの強い登場人物が多くてあまり参考にはならなかった。雑学的に楽しむには良かった。
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わかりやすく書かれていて読みやすかった。 概略を知るにはいいと感じた。 君主論についてもっと深読みをしたいので、別の本を探してみようと思う。
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まぁ別に真新しい事を言っているわけでもないんだけども、でもこういうのを2,3年に一度は読まないと、分かっちゃいるけど止められなーい、的な自分を戒めれれないからね。という事でちょいちょい新しくこういうのが出版されるのはきっと良い事だ。 しかし500年も前から言ってる事を未だに引きず...
まぁ別に真新しい事を言っているわけでもないんだけども、でもこういうのを2,3年に一度は読まないと、分かっちゃいるけど止められなーい、的な自分を戒めれれないからね。という事でちょいちょい新しくこういうのが出版されるのはきっと良い事だ。 しかし500年も前から言ってる事を未だに引きずって、今も昔も上司がどうにもならないのは変わらんという事かね。 でも自分みたいに社長までは目指さないけども、みたいな人向けの本はないのか。と思ったけど、一人の部下も面倒見れないなら100人いても一緒って書いてあるし、まぁその通りだよなぁ、というわけで、社長を目指そうと目指すまいと、同じ心意気が必要という事かね。 ともかく年を取るごとに、既得権益にこだわって新しい事を取り入れなかったり、謙虚なことを言ってるふりして人のいう事聞かなかったりする傲慢さとか、中年あるあるを意識して生きていかなきゃだわ。
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権力の魔力に魅せられた人が帝王学として手にする。500年もの間、外交・軍事、統治の原理原則として読み継がれてきた。この世界はユートピアではなく陰謀や悪事などをたくらむものが大勢集まっている「伏魔殿」だからリアリズムが必要である。リーダーは道徳に縛られてはならないとあるように快適で...
権力の魔力に魅せられた人が帝王学として手にする。500年もの間、外交・軍事、統治の原理原則として読み継がれてきた。この世界はユートピアではなく陰謀や悪事などをたくらむものが大勢集まっている「伏魔殿」だからリアリズムが必要である。リーダーは道徳に縛られてはならないとあるように快適で心地いいものではない。しかし人が現実に生きているのと人がいかに生きるべきかというのは甚だかけ離れている。動機が素晴らしければいい成果が得られるとは決して言えない。善行だけで秩序が維持されてるわけではなく、力やあからさまな利益誘導なども秩序形成には仕方ないけど必要である。リーダーにはつねに結果責任がともなうのでキレイごとばかり言ってられないのだ。
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この本の表紙の雰囲気と超訳~というタイトルを見ると、あまり内容には期待できないと判断する人が多いのではないでしょうか。あらかじめお断りしておくと、私は『君主論』の原作を読んだことがないので、原作との比較はできないわけですが、この本は、非常に読みやすく、しっかりとした本になってい...
この本の表紙の雰囲気と超訳~というタイトルを見ると、あまり内容には期待できないと判断する人が多いのではないでしょうか。あらかじめお断りしておくと、私は『君主論』の原作を読んだことがないので、原作との比較はできないわけですが、この本は、非常に読みやすく、しっかりとした本になっていると思います。 例えば、織田信長が若い頃、粗暴で大うつけ者と言われていたという話があります。家臣の忠誠心を見極めていたという説や、合理的な物の考え方、新しい物への好奇心、あるいは近代性などととらえる説もあるようです。この本ではp.100「君主は善悪を兼備せよ」という項の例として解説されています。 織田信長がそういう計算をしていたかどうかは別として、結果として、善悪を兼備した優れた君主だったと見ることができます。 『君主論』が書かれたのは、1513年から1514年というから、信長の生まれる20年も前の話です。当然、現代の日本人が読んでも分かりにくい話が多くなってしまいます。そこで、現代の日本人でも分かりそうな、例えば信長のような例に置き換えて解説されているのがこの本の特徴です。だから超訳というわけです。 もちろん、君主だからといって歴史の話ばかりではありません。マイクロソフトのビル・ゲイツをはじめ、現代の企業の話も出てきます。ですから、ビジネスマンにも参考になるところがたくさんあります。 また、白々しいきれいごとは一つもないのが面白いところです。第1章「リーダーは道徳に縛られてはならない」というのを見るだけでも、それが分かります。良い人と良いリーダーは違うといいます。ちょっと聞くと、え?と思うかも知れませんが、説明は実に明解です。表面的な道徳に縛られない、人間の本質に迫る真理がそこにはあるように思います。 リーダーといっても、組織の大きさによっていろいろなレベルがあるとは思いますが、人を束ねる立場にある人であれば、一度読んでおいて損はないと思います。
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