駆逐艦磯風と三人の特年兵 の商品レビュー

井上理二【著】

2013/11/19

　途中で主人公がだれかわからなくなりつつ読んだので、若干理解が遅れました。若い感性が、戦争で何を感じるか。天一号作戦の所は秀逸です。靖子さんという淡い恋も、今ではあまり考えられないようなお話かなと思いました。

2012/10/05

特年兵として駆逐艦「磯風」に乗り込んで航海科員として戦った記録の一冊。著者が乗り込む前の「磯風」の事から、ご自身が乗り込んでからの事まで、細かく、他の本からの引用も含めて記録されています。航海科ならではの仕事なども記録されていて、新しく知る事もこの一冊から読めて良かったです。ただ、所どころ引用部分が多くて、話しの腰を折られるような感じで余録・余談も含めていきなり文章が始まったりする箇所が多く、少し読みづらい所を感じました。