タンタン ソビエトへ ペーパーバック版 の商品レビュー
ジュンク堂の「本当に売りたい本」フェアで手に取った1冊。絵柄はほのぼのとしているけど、タンタンがかなりの武闘派であることに驚く。全体の作風は後のシリーズを感じさせる牧歌的な雰囲気があって、楽しい1冊です。癒されますね。
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2012.1 子供の頃図書館にあって、愛読していたので、映画化を機会にコンプリートしようかと。 他の巻と全然絵柄が違う!まだタンタンもスノーウィもはっきりしたキャラが確立していなくて、かわりに展開がコミカルというか、テンポよくトラブルが立て続けに起こる感じ。 知ってるタンタンと作風違う上にかなり分厚かったので不安だったけど、途中で飽きることもなく読了。
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すごく貴重な本のようです。なにやら長いこと絶版が続いたとか。 作者自身が増版を渋った理由は、ソビエトに対する偏った情報を元に描いてしまったということ。 確かに、欧州からの目線で描かれたことは間違いありません。しかし、この漫画に書いてあることが全く信じられないことでもありません。 ...
すごく貴重な本のようです。なにやら長いこと絶版が続いたとか。 作者自身が増版を渋った理由は、ソビエトに対する偏った情報を元に描いてしまったということ。 確かに、欧州からの目線で描かれたことは間違いありません。しかし、この漫画に書いてあることが全く信じられないことでもありません。 おそらく様々な残虐、理不尽な行為が行われていたのでしょう。 タンタンという子ども向けの漫画がこれほど歴史的背景を持っているとは初めて読んだ時は思ってもいませんでした。 勉強になります。
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タンタンの冒険旅行シリーズの記念すべき第1作目です。刊行は今から約80年前の1929年。カラー作品への改訂も行われず、長い間絶版状態だったため、幻の作品とも呼ばれていたものです。 というのも、エルジェ自身によるきっちりとした情報収集が行われておらず(行えるような政治状況でもなか...
タンタンの冒険旅行シリーズの記念すべき第1作目です。刊行は今から約80年前の1929年。カラー作品への改訂も行われず、長い間絶版状態だったため、幻の作品とも呼ばれていたものです。 というのも、エルジェ自身によるきっちりとした情報収集が行われておらず(行えるような政治状況でもなかったわけですが)、ソ連に対する偏見が非常に強い仕上がりで、エルジェ自身がこの作品に問題を感じていたそうな。 しかし世界中のタンタンファンには垂涎の作品。歴史的価値すらありますね。タンタンやスノーウィの顔や性格が以後の作品とかなり違うところが面白いです。
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