達人 山を下る の商品レビュー
古武術の達人が活躍する、ということで興味不覚読んだのだが。読みやすくてあっという間に終わり。古武術の技とか使い方にもう少し解説があると思ったのだが、とにかくやたら強いじいさんというだけで戦い方にも特になんの描写もない。ポンとたたけば相手が動けなくなる、という感じ。題材的には好きだ...
古武術の達人が活躍する、ということで興味不覚読んだのだが。読みやすくてあっという間に終わり。古武術の技とか使い方にもう少し解説があると思ったのだが、とにかくやたら強いじいさんというだけで戦い方にも特になんの描写もない。ポンとたたけば相手が動けなくなる、という感じ。題材的には好きだけど物足りなかったかな~。
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達人とは柔術の達人。42年間山籠りしていた老人の強いのなんの。あっという間に屈強な男たちを倒す。そして究極の技。荒唐無稽だが、心地よい。 しかし、この老人、悩み抜いて山籠りしていたのだが、周りの人々を変えていくあたり、人生の達人でもあったのだなあ。
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山に籠もって42年の柔術の達人がさらわれた孫娘を救い出す為に、山を下りて東京へ!! 室積光らしいエンターテイメント小説。
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正直に言うと本書は単行本で発刊された当時に読んだもので今回の文庫版発売に合わせて再購入したものはまだ読んでは居ない。室積サンの小説は「都立水商」「どすこい警備保障」など、エンタテインメントに徹して笑いながらサクサク軽く読めるのが最高で、本作もその路線を決して外さない。何故か仙人に...
正直に言うと本書は単行本で発刊された当時に読んだもので今回の文庫版発売に合わせて再購入したものはまだ読んでは居ない。室積サンの小説は「都立水商」「どすこい警備保障」など、エンタテインメントに徹して笑いながらサクサク軽く読めるのが最高で、本作もその路線を決して外さない。何故か仙人になるべく山に籠って修業していた爺さんが、家族の危機に際して山を降りて敵をかなり下品な秘技でやっつけるのが痛快。こういうスラップスティック小説を書くのは本当難しいと思うのだが、それをさらっと書きあげる室積さんに乾杯!
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