もっと塩味を! の商品レビュー
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面白い、主人公と彼女を取り巻く男性陣の魅力に、一気に引き込まれた。そして、全編通して、美味しいフレンチが食べたいなーと思いながら読了しました。
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前半はみさこのことを、ハイハイなんでも思い通りにいっちゃう女ねと思ったけど後半は結構側から見たら苦労している女であった。 でも、彼女自身からそんな様子はないかんじで、重すぎず見られた。 美味しいものがいっぱいでてくるのもいいし、なんとなく言葉全てがオシャレで、一度ぐらいあんなオ...
前半はみさこのことを、ハイハイなんでも思い通りにいっちゃう女ねと思ったけど後半は結構側から見たら苦労している女であった。 でも、彼女自身からそんな様子はないかんじで、重すぎず見られた。 美味しいものがいっぱいでてくるのもいいし、なんとなく言葉全てがオシャレで、一度ぐらいあんなオシャレな恋をしたいなとおもいますが、難しいでしょう。 波瀾万丈、いいだかわるいだか
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フランス料理と男たちに魅せられた主人公が後悔や恨みの念を抱きながらも、腐らず受け入れ、前を向いて進んでいく様がとても印象的でした。フランス料理店のマダムなど、華々しいこと限りないですがその裏には想像より多くの努力や諦めた事や辛い事があるんだなと思いました。
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主人公のモデルの方がいたとは!聞いた時は波乱万丈な人生にびっくりしました。 ラストのシーン、切なすぎて何度も読み返しました。 そして、林真理子のファンになりました。
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さすが美食家の林さん。フレンチ、食べたくなります。美佐子をとりまく3人の男性、最初の夫が一番人間的には良い人な気がする。。
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1人の女がフランス料理に魅せられて、やがてパリでミシュラン1つ星を得るレストランのマダムになっていく話。 なんとなく、これ実話かなと思ったが、そうらしい。 なかなかに波乱の人生なんだけど、そう思わせないところもまたすごい。
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自分の愛に生きた一人の女性、美佐子。元夫良一、大久保、直人、二人の子供…想像するのが難しくない、黒いスーツ姿のマダム。濃く短い生涯を、フランス料理レストラン、ミシュランの星獲得の夢に人生を捧げた女性の物語。 美味しそうなフランス料理の話に、林真理子さんのスパイスが効いてて、予想通りの大人で色っぽい作品。期待通りでした。
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すっかりフィクションだと思い込んで読んだのだが、読後調べると、モデルはパリのミシュラン1つ星レストラン「ステラマリス」のマダム・吉野美智子さんだそう。 という事実を加味すると、俄然印象が変わってきてしまう。ラストの後味の悪さも、そういう背景があるのならと納得してしまうんだよなぁ。こういった姿勢は、読者としてどうなんだろうと自己批判しつつ……。 和歌山/東京/パリ
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彼女の本はとても読みやすくて面白い。美佐子は見合いで結婚した男性との間に二人の子をもうける。でも裕福な家庭のためか夫は公然と浮気を繰り返し愛人を囲う。子供のいる美佐子は我慢する。フランス料理に興味のある彼女は東京で評判のシェフを好きになり、すべてを捨てて東京に行く。ところが彼もま...
彼女の本はとても読みやすくて面白い。美佐子は見合いで結婚した男性との間に二人の子をもうける。でも裕福な家庭のためか夫は公然と浮気を繰り返し愛人を囲う。子供のいる美佐子は我慢する。フランス料理に興味のある彼女は東京で評判のシェフを好きになり、すべてを捨てて東京に行く。ところが彼もまた女性との付き合いが盛んで美佐子もその一人でしかなかった。彼女は彼との結婚はあきらめ、また出会った別のシェフと結婚し店のマダムとして尽くす。ついにフランスに出店しミシュランから星をもらうまでになるけれど、子供がほしい夫は浮気をして他の女性との間に子供を作り美佐子に離婚を迫る。美佐子は断るが癌に侵され亡くなってしまう。死の直前、訪ねてきた最初の夫との間の娘に自分が本当に愛したのは最初に出会った評判のシェフだったと告げる。彼女の人生の前半はごく普通の平凡な主婦であり、後半はフランス料理のレストランのマダムとして激動の人生を歩む。前半と後半の人生、どちらが幸せだったか・・・きっと後半だろうなって思う。
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年末年始に、普段読まないような日本の小説を読んでみよう!ということで図書館から借りてきた本のなかの1冊。 なんというか、林真理子ってこういう人なんだな、と思いました。時代が時代なんだよな〜と思ったけど、初版は2008年!? ま、いいんですけど。
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