ヒポクラテスのため息 の商品レビュー
会社と連絡が取れず帰国してみれば、倒産していた。 家に帰って留守電を聞けば、父親が死んでいた。 そして地元に帰ってみれば…。 親が残した、3ヶ月のイスに座って何ができるか。 素人なりにうろうろしてみて解決策を考えるのはよいのですが その後が…。 立てなおす事、がもちろん目標なの...
会社と連絡が取れず帰国してみれば、倒産していた。 家に帰って留守電を聞けば、父親が死んでいた。 そして地元に帰ってみれば…。 親が残した、3ヶ月のイスに座って何ができるか。 素人なりにうろうろしてみて解決策を考えるのはよいのですが その後が…。 立てなおす事、がもちろん目標なので、それに対しての説明文のような 会話が多くて、こちら関係者か興味のある人でないと 斜め読みして終了してしまう部分も。 内容はもちろん架空の話なのですから、もうちょっとこう 救いがあってもよいような気がしますが。 目標が決まりました、という最後は、当然(?)その後を期待するものでしょうが 微妙な感じで終わっているので…どうなのかと。
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読みやすかった。素人が病院の理事になって経営を立て直そうとする話。人間ドックのことにへぇーと思った。最後があれだけど面白かった。
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福田さんにしては非常に「軽い」読み物だった。書き方が軽いせいか内容も少々軽くて物足りない。が、さくさく読めるのでそれはそれでGood! もちろんこれが全てとは思わない前提ではあるが医療現場の事情を少し知るには良い読み物だろう。
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地方都市の総合病院院長の父親の急死で帰郷した風祭翔。 流されるままに父親が務めていた理事を3ヶ月間だけ引き継ぐことになり、実は病院が倒産寸前だということに気付かされる。 病院を継ぐことから逃げ出した素人の翔は、3ヶ月の短い期間で病院再建に奮闘する。 地方都市での医師不足...
地方都市の総合病院院長の父親の急死で帰郷した風祭翔。 流されるままに父親が務めていた理事を3ヶ月間だけ引き継ぐことになり、実は病院が倒産寸前だということに気付かされる。 病院を継ぐことから逃げ出した素人の翔は、3ヶ月の短い期間で病院再建に奮闘する。 地方都市での医師不足、医療機関の経営難、不正な医療費など医療にかかる問題は色々とあるのですが、小説ではそういった問題はエッセンスで、どちらかというと翔の成長物語になっています。 ライト小説としては読みやすいのですが、ちょっと物足りなかったですね。
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病院もので面白そうかなと思って読んでみました。 病院って経営の面から見ると大変なんだなーと思いました。 それと、お医者さんとか看護師さんはすごいよね。
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一気に読む。医療の現場のこと,少し分かった。 理不尽な事って多いんだな。 でも, 読みやすいわりに,最後が何だかなあって思った。 あっさりです。 主人公, もっとがんばって,何かを見つけてほしかったな。
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表紙のイラスト通り、ライトノベルの様な軽い内容だった。テーマとしては昨今の医療崩壊の情勢を模式的に反映した内容となっているため、素人向けには分かりやすいが、こんなに単純ではないだろう。最後に元医師の老人が述懐するように、医師も自分の診断が正しいのか皆悩んで、ひやひやびくびくしてい...
表紙のイラスト通り、ライトノベルの様な軽い内容だった。テーマとしては昨今の医療崩壊の情勢を模式的に反映した内容となっているため、素人向けには分かりやすいが、こんなに単純ではないだろう。最後に元医師の老人が述懐するように、医師も自分の診断が正しいのか皆悩んで、ひやひやびくびくしているという姿と、主人公の青臭い理想論がかみ合わずに終わるのは当然であって、最後の最後まで主人公は青臭いままで終わる。
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表紙からしてちょっとひく感じではありましたけれど、軽い! 福田さんでなければ別段可もなく不可もなく、というお話だけれど、福田さんですから、やはり期待してしまう分、残念かな。 初期の頃のような硬質なものが読みたい。
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本格的な作品が多い彼女の作品の中では、かなりライトで読みやすい。 急死した父親に代わり、病院の理事に期間限定で就任した主人公が、周囲の協力を得て、病院再建に乗り出す。病院の裏事情も分かりやすく描かれ、エンターテイメントとして楽しめる。
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父親の死で病院経営を突然任されることになった主人公のお仕事小説。今話題のTPPにも絡んでくるかもしれない医療制度の問題がわかりやすく書かれています。面白いです。
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