トリシアは魔法のお医者さん!!(1) の商品レビュー
・トリシアがまほうでかんじゃさんをなおすところが、おすすめです。 ・きゅうにとべなくなってしまったドラゴンをなおすお話です。ほかにもいろいろなお話があります。 ・この本では、病気をまほうの力でなおしています。さいごに感想みたいなものが書いてあって、それを読むのがおもしろかったで...
・トリシアがまほうでかんじゃさんをなおすところが、おすすめです。 ・きゅうにとべなくなってしまったドラゴンをなおすお話です。ほかにもいろいろなお話があります。 ・この本では、病気をまほうの力でなおしています。さいごに感想みたいなものが書いてあって、それを読むのがおもしろかったです。わたしもかんごしさんになってみたくなりました。
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“「うう、わかってるわよ。でも、せっかく覚えた魔法だもん、使いたいじゃない?」 トリシアはくちびるをとがらせました。 「ともかく、あなたはお仕事以外で魔法を使うのは禁止です!」 キャットが宣言します。 「まったく、どうしてあなたが診療所のお仕事だけはちゃんとできてるのか、不思議で...
“「うう、わかってるわよ。でも、せっかく覚えた魔法だもん、使いたいじゃない?」 トリシアはくちびるをとがらせました。 「ともかく、あなたはお仕事以外で魔法を使うのは禁止です!」 キャットが宣言します。 「まったく、どうしてあなたが診療所のお仕事だけはちゃんとできてるのか、不思議でなりませんわ。」 「た、確かに。」 レンはぷっとふき出しました。 ふつうの魔法は苦手なトリシアですが、治療に使う魔法だけはなぜか失敗しないのです。 「あのね!その言い方だと、わたしは毎回魔法を失敗してるみたいに聞こえるでしょ!」” さらに子供向けになったなぁと思いつつ。 “「ベルにだきつかれた時、にげなかったじゃない!この診療所、そういうの禁止だから!」 「なんだ、焼きもちか......。」 レンは小さくつぶやきました。 「だ、だれが!?」 「きみが。」 「ちがうわよ!」 「ちがわない。」 「ちがうったら!」 「意地っ張り。」 「レンのことなんて、なんとも思ってないから!」 「ぼくだって!」 二人はフンと顔をそむけて座ります。 「あらあら、仲のよろしいことで。」 キャットはすました顔で、ハーブティーのカップを口元に運びます。 「ピ〜。」 ポムもあきれたように丸いしっぽの先をクルリとふると、ミルクの皿をなめました。”
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