セ・シ・ボン の商品レビュー

平安寿子【著】

2022/04/22

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2013/02/08

30年ほど前のパリに短期留学していた作者の体験記。
パリでの生活は思い描いていた充実した素敵な生活ではなかったことを、苦しく思う。夢の様なパリライフが多い中で、このような本は新鮮で共感が持てた。

2011/11/30

　「グッドラック・ららばい」や「くうねるところすむところ」などで知られる作家、平安寿子は、1979年、26歳当時にパリに短期留学していた。OLを辞め、「何かがかわるのではないか」と思いながら滞在したパリ。結局何もかわらなかったし、「涙にくれたパリでの日々」ではあったけれど、30年近く経って考えると、語学学校に集まった世界各国からのちょっと風変わりな留学生たちとの交流や、滞在中のおかしな体験が、今を支える土台のひとつになっている。パリに行ってみようかな、住んでみようかな、と思わせてくれる本。

2011/09/24

巴里は憧れの街ですが、私も筆者みたいに何もしないで終わりそうなクチ。人生一回こっきりだからいってみたいな。