木村伊兵衛 の商品レビュー
ダンディ、スマート。 そして、それを裏打ちするような努力と情熱。 作品をさらに深く見られるような 人となりと、言葉に心惹かれた。
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“好きよ” “あら、まぁ” “雨やだな” “あぁしんど” “うふ” “すげぇ” “ほぉどれどれ” “よっこらせっ” “あん?” “よしっ”・・・・・・ 被写体の心のつぶやきが聴こえる面白い写真ばかり。 人が写っていない写真も、店の看板や差し込む光が何かを語っているよう。 何故面白いか。遠くの人生は喜劇だからさ。 「那覇の芸者」(1936)、「秋田おばこ 大曲市内大川西根」(1953)が良い。 日常のリアリズムを撮り続け、 時代を記録した報道写真の巨匠 木村 伊兵衛の写真集。 木村 伊兵衛(1901-1974)
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彼がシャッターを切った時、その風景はきっとありふれた風景だった。 しかし今、その風景は失われてしまった「昭和の風景」となっている。 木村伊兵衛が生きていたら、「平成の風景」として何を撮るのだろうか。
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浅草の仲見世通りを歩く、鳶の頭の粋なこと。 一瞬の景色を切り取る、スナップショットの見事さ。 作り込んだものじゃなく、とても自然な写真の数々。 銀座や下町の風景や人が、とても好き。 さすが居合抜きの名人!
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