韓流エンタメ日本侵攻戦略 の商品レビュー
「侵攻」だなんて何だか悪意あるタイトル。扶桑社だからだろうか。タイトルはおそらく編集者主導で浅薄につけられたと思っておこう。 著者のプロフィールからするとなるほどという感じで、論調はまとも。親韓派の自分でも素直にうなずけることが多かった。言い換えれば、特に目からウロコな情報や見解...
「侵攻」だなんて何だか悪意あるタイトル。扶桑社だからだろうか。タイトルはおそらく編集者主導で浅薄につけられたと思っておこう。 著者のプロフィールからするとなるほどという感じで、論調はまとも。親韓派の自分でも素直にうなずけることが多かった。言い換えれば、特に目からウロコな情報や見解に触れられたというわけではないけれど、少し前のK-POP台頭の背景がひととおりおさらいできる。思わず「へー」と思った情報といえば、韓国では男子高校生の9割が包茎手術を受けているということか(p.189)。ガーッと過剰なくらい極に突き進む韓国の一エピソードとして紹介されている。 TWICEやEXOが台頭する今は第三次ブームともされる。すでに韓流エンタメ、韓流アイドルは次のフェイズに進んでいるようで、この本で言及されているKARA騒動なども今は昔。隔世の感あり。この速さも韓流だなあ。
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韓流ドラマ以降のK-POPによる現在の韓流ブーム。 何故起きたのか?韓国は何を考え、何をしているのか? インタビューも交えて、事実が綴られる。 K-POPへの関心の有無にかかわらず、「なるほど」と思える内容が多く、 読んでいて実に楽しい本。 KARAや東方神起の分裂問題の箇所が...
韓流ドラマ以降のK-POPによる現在の韓流ブーム。 何故起きたのか?韓国は何を考え、何をしているのか? インタビューも交えて、事実が綴られる。 K-POPへの関心の有無にかかわらず、「なるほど」と思える内容が多く、 読んでいて実に楽しい本。 KARAや東方神起の分裂問題の箇所が個人的には面白かった。 改めて内需の市場が狭く、海外を重視している韓国の強さを感じ、 内需志向の日本に対する危機感を抱く。
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どこぞに眠っていた本を読んでみた。 とかく「韓流ゴリ押し」的な意見もあり、挙げ句の果てはフジに抗議の デモまでやる始末の昨今ですが、個人的には全く韓流(ドラマ&音楽)には 興味がなく、冷ややかにこのブームを傍観しておりますが。 筆者いわく、もうブームとかではなく韓流は日本に根ざし...
どこぞに眠っていた本を読んでみた。 とかく「韓流ゴリ押し」的な意見もあり、挙げ句の果てはフジに抗議の デモまでやる始末の昨今ですが、個人的には全く韓流(ドラマ&音楽)には 興味がなく、冷ややかにこのブームを傍観しておりますが。 筆者いわく、もうブームとかではなく韓流は日本に根ざしたものであると。 ふ~ん、そうですか。 韓国は国内市場が狭いため、必然的に海外に打って出る必要があると。 ま、そりゃそうだろうな。 韓国芸能界はまだまだ未成熟であると。 知ってるよ。 なんでまた、こんな本買って読んだんだか。自分に呆れてます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私事で恐縮であるが、僕はKーPOPが好きだ。なぜはまってしまったのか、僕も自分で様々考えてみたが、この本はそのほとんどを代弁してくれている。特に「グローバル戦略」については興味深い。また本書が扶桑社刊であることにも注目。(三浦崇典) ▼『ジセダイ』140文字レビューより http://ji-sedai.jp/special/140review/20111010.html
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(推薦者コメント) 韓流は、何故日本で流行ったのか。その背景の一つとして、韓国では音楽市場が小さく、日本に出ることで金が入るという理由があることが知られている。韓国の文化の日本への流入の背景を解説する。
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少女時代、KARA韓国KーPOPが、何故、日本でヒットしたか?をはじめ、韓国エンタメの歴史と現在をわかりやすくまとめた良書。サムソン、現代などの企業グループに収斂された韓国社会の構造とエンタメ、または、受験戦争の構造を相似形として分析している。現在の韓国社会を理解する上でも、参考...
少女時代、KARA韓国KーPOPが、何故、日本でヒットしたか?をはじめ、韓国エンタメの歴史と現在をわかりやすくまとめた良書。サムソン、現代などの企業グループに収斂された韓国社会の構造とエンタメ、または、受験戦争の構造を相似形として分析している。現在の韓国社会を理解する上でも、参考になる。
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