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完全版 地獄堂霊界通信(8) の商品レビュー

4.1

9件のお客様レビュー

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2022/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幸福という名の怪物はまさしくタイトル通りで、悪意がない分ただただ厄介な怪物である。椎名は割と最初から子供らしからぬ達観した何かを持っているなとは思っていたが、彼の心から望んでいる幸福が悲しい。もっともっとこれから三人悪は成長していくのだろうが、これで完結、もつ続きが読めないことは寂しいし惜しい。

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2014/06/04

天界から逃げ出した謎の生命体「幸福」を追い、術師・蒼龍とともに、妖精界へと旅立った三人悪。そこで彼らは満ち足りた幻に支配されてしまう!リョーチンは悩む―「幸福」とは一体何なのか…。椎名は吠える―それは自らの手で手に入れるものだ、と。てつしは諦めない―最後まで笑っていることを。悩み...

天界から逃げ出した謎の生命体「幸福」を追い、術師・蒼龍とともに、妖精界へと旅立った三人悪。そこで彼らは満ち足りた幻に支配されてしまう!リョーチンは悩む―「幸福」とは一体何なのか…。椎名は吠える―それは自らの手で手に入れるものだ、と。てつしは諦めない―最後まで笑っていることを。悩み成長する少年たちの冒険譚、セカンドシーズン完結

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2013/09/12

天界から逃げ出した謎の生命体「幸福」を追い、術師・蒼竜とともに、妖精界に旅立った三人悪。 そこで彼らは満ち足りた幻に支配されてしまい…。 悩み成長する少年たちの冒険譚、セカンドシーズン完結。 全3話を収録。

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2012/02/29

大好きなシリーズです! 悪がき3人組。強きをくじき、弱気を助け・・・大人たちには「生意気」と見られるけれど、子どもたちのヒーロー。 イキイキと生きている感じがすごく好き。子どもはこうでなくっちゃ!て時もちゃんとあります。 今回は第2章完結編ってなっているけど、第3章はあるの...

大好きなシリーズです! 悪がき3人組。強きをくじき、弱気を助け・・・大人たちには「生意気」と見られるけれど、子どもたちのヒーロー。 イキイキと生きている感じがすごく好き。子どもはこうでなくっちゃ!て時もちゃんとあります。 今回は第2章完結編ってなっているけど、第3章はあるのかな? あってほしいなあ。

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2011/12/12

地獄堂霊界通信の八巻。 蒼龍さんが崩れていく(笑) 椎名が切れまくってましたねー。 そりゃ心のそこに自覚なしに隠し持っていたことを、引きずり出されさらされたもんだから子のプライドの高いお子からしたら切れもするわ。 と「幸福」の話のインパクト強かったですが他二編もラストがなん...

地獄堂霊界通信の八巻。 蒼龍さんが崩れていく(笑) 椎名が切れまくってましたねー。 そりゃ心のそこに自覚なしに隠し持っていたことを、引きずり出されさらされたもんだから子のプライドの高いお子からしたら切れもするわ。 と「幸福」の話のインパクト強かったですが他二編もラストがなんともいえず。 でも3悪のキャラに癒されますね。 「幸福」編、みもりさんのイラストで見たかった

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2011/11/24

なんだかだんだんやるせなくなるストーリー。哲学に目覚めるお年頃にはちょうどよいのかな? 寂しさはひとを狂わすのかしら。過ちを犯すことと犯さないことは紙一重だけど、それでもその間には相容れない溝があるんじゃないのかしら。 自分の範囲だけで物事を判断できるのが子供の特権だから、大人が...

なんだかだんだんやるせなくなるストーリー。哲学に目覚めるお年頃にはちょうどよいのかな? 寂しさはひとを狂わすのかしら。過ちを犯すことと犯さないことは紙一重だけど、それでもその間には相容れない溝があるんじゃないのかしら。 自分の範囲だけで物事を判断できるのが子供の特権だから、大人がそれをサポートしてやんなくちゃやっぱりダメだと思う。

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2011/10/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

地獄堂霊界通信8巻 セカンドシーズン完結 「幸福という名の怪物」「浮き」「そこにいるずっといる」3編収録。 読後の感想は「切ない」の一言に尽きる。 子供の時分から世の中の裏と表を垣間見て育った彼らが、今後どう成長し、どんな大人になっていくのか? その結末が見たい。

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2011/11/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

地獄堂シリーズ。セカンドシーズン完結 <あらすじ> 「幸福という名の怪物」(長編) 幸福を見せることで欲を欠落させ人類を滅ぼすエネルギー生命体・【幸福】 その【幸福】が天界から妖精界に逃げ出したので 天使が蒼龍に【幸福】の確保を命じる。 蒼龍は魔弾の射手・ヴァレンタイン卿を呼ぶため地獄堂の店主に会いに来る。 するとそこにいつもの三人悪てつし・リョーチン・椎名が現れ・・・ 蒼龍とヴァレンタインは三人悪と共に【幸福】を捕らえるため妖精界へ旅立つ。 三人悪はそれぞれ【幸福】と遭遇し幸福の幻を見せられるが 椎名がそれを看破し妖精の力も借りて、5人は無事【幸福】を捕獲する。 「浮き」(短編) 勉強に疲れた三人悪の同級生が、川を流れる幽霊【浮き男】に遭遇する 「そこにいるずっといる」(短編) 学校の保健医・麻子が彼氏の両親に挨拶しに行ったとき、少女の霊に憑かれる <感想> テーマは『努力して幸せになろう』って感じ? 生まれ育った環境で【幸】が変動する幼児が努力でどうにか出来るとは思えず・・・ 理想論っぽい感じで終わったけど・・・ あくまでも児童書なのかな、、、響く名言がなかったのが残念

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2011/09/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

このシリーズの中ですごく好きな話が入っていて凄く嬉しい。 『浮き男』はこのシリーズの中では事件性もなく(まあ、数日行方不明になったけど)、スケールも小さい話。 でも、邦夫と浮き男のやり取りやそれを通じて邦夫が成長していくのは読んでいて胸がいっぱいになる。 浮き男の優しい語り口がさらに物悲しく感じた。

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