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「意味順」英語学習法 の商品レビュー

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2013/12/28

 「だれが」「する(です)」「だれ・なに」「どこ」「いつ」の順で並べれば、大きな間違いのない英語が作れますよ、という本。『<意味順>英作文のすすめ』という岩波ジュニア新書で、すでに意味順の使い方や基本的な考え方は紹介されている。この本は、その実践編、という感じで、数多くの和文を意...

 「だれが」「する(です)」「だれ・なに」「どこ」「いつ」の順で並べれば、大きな間違いのない英語が作れますよ、という本。『<意味順>英作文のすすめ』という岩波ジュニア新書で、すでに意味順の使い方や基本的な考え方は紹介されている。この本は、その実践編、という感じで、数多くの和文を意味順にあてはめて実際に英文を作る、というもの。  『<意味順>英作文のすすめ』のレビューで「母語干渉を受けた英語が生成されそうな日本語文を多く集めて、『意味順』にあてはめる方法を多く解説した方が、発展性があると思う。」と書いたが、まさにそれが実践されている。最後の章は「卒業検定問題」と題してレベル1(中学校前半レベル)からレベル4(社会人向け)までそれぞれ10の文を訳すことになる。語順については定着すると思うし、これだけやれば、まず主語を立てるということが自然と出来るようになると思う。あとは個々の文法事項(態や法など)に習熟するしかないと思う。和文を見て、パッと頭の中で英語にできるかどうかをやってみると、さらにいい訓練になると思う。(13/12/28)

Posted byブクログ