人生余熱あり の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
城山三郎さんの作品はタイトルだけ見て即買することが多い。『男子の本懐』『雄気堂々』『粗にして野だが卑ではない』『少しだけ無理をして生きる』など。この本も然り。そして大満足。現在50歳で余熱を考えるには少し早いが、 「ただ自らの内なるものによってのみ燃え、内なるものによってのみ自らを律する(p195)」生き方をしていこう。
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城山三郎(1929~2007)著「人生余熱あり」、1989刊行、2011.9文庫。人生に余熱ありやなしや、余熱か、はたまた本熱か、老後完全燃焼を求める熱き姿を描いた作品です。24h銭湯の老人ホーム化、豪華ホテルのような高額老人ホーム、キャンピングカー、異国・・・、いろんな生き方が...
城山三郎(1929~2007)著「人生余熱あり」、1989刊行、2011.9文庫。人生に余熱ありやなしや、余熱か、はたまた本熱か、老後完全燃焼を求める熱き姿を描いた作品です。24h銭湯の老人ホーム化、豪華ホテルのような高額老人ホーム、キャンピングカー、異国・・・、いろんな生き方がありますが、人生はあれもこれも与えてはくれない。銀行支店長が融資先の役員に天下りして1年後、喪失感と落差なのか、命を断った例も。関寛斎の生き様も紹介されています。毎日毎日を新鮮に、そして自分らしく生きる事が大切な気がします!
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今の世は「軟着陸」至上主義。老後の設計といえばまず軟着陸、そして「器」の問題。人生は挑まなければ答えてくれない。うつろにたたけばうつろにしか応えない。
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