生きることを考えるための24問 の商品レビュー
どの哲学も形而上になるとそれはただのゲームになる。形而下、つまり人間の情緒を根底においた哲学こそが「生きる」思考を鍛える。となると、実存主義ということにも似ている。しかし「実存主義」は「自分が生きる」ことを形而上で考える哲学であり、いまだ蝋細工でできた食堂のスパゲッティ以上のリア...
どの哲学も形而上になるとそれはただのゲームになる。形而下、つまり人間の情緒を根底においた哲学こそが「生きる」思考を鍛える。となると、実存主義ということにも似ている。しかし「実存主義」は「自分が生きる」ことを形而上で考える哲学であり、いまだ蝋細工でできた食堂のスパゲッティ以上のリアリティを持たない。
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多くの人が共有しかつ苦悩しているであろう問いを論理的かつ平明に考える著者の真摯な態度が気に入った。図書館で借りてまだ途中までしか読んでいないが、手元に置いて時間をかけて考察する価値があるだろうと感じている。
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